坐骨神経痛|奈良県 香芝の整体カイロなら患者様の支持率が証明するしん研良院にお任せ!|整体

坐骨神経痛
お尻や太もも後ろ~ふくらはぎの痛み・しびれ
お尻~太ももの外側~すねの強い痛み
お尻から足底にかけてのしびれや痛み

次のような対処方法で、
坐骨神経痛の痛みのとれないあなたへ

・痛みどめの服用
・仕事を休んで安静
・病院で痛み止めの注射

・腰をけん引
・マッサージで筋肉をゆるめている

・寝具を高価な布団・マットに変更

次の事をぜひ知ってください
□ レントゲンやMRIでは見えない部分にも、痛みの原因は沢山ある。

□ 筋肉や末梢の神経にトラブルのある事が多い

□ 筋肉の拘縮を消失するために、しん研良院のカイロでは骨盤や内臓の膜を施術するという方法をとりますが、この過程で痛みの消失が起こる。

□ つまり、血液やリンパの循環不良をなおし、骨盤のゆがみなどの構造のアンバランスを直せば、多くの痛みは消える。

坐骨神経痛への正しい対処法とは?

当院の考え)

1:痛い部分へマッサージしても解決しません
痛いところは、過剰な負担のかかっているところです。本当の原因場所は、負担をかけているところ、働きが悪く・弱くなっているところです。
ここには痛みが出ているとは限りません。
そのような場所を正確に探さなければ、いつまでたってもよくなる気配は出てきません。


2:薬を飲んでも、何かが治っているわけではありません。ただ、痛みを止めているだけです。

痛みの出る体の異常状態を放置して良いはずはありません。
本質的な体の問題個所を探して、適切に直す必要があります。
痛みの原因について

当院で考える坐骨神経痛の原因は、筋緊張や循環不良による拘縮です。
もともとあった腰痛などの痛みに対する反射性の筋緊張によって、筋拘縮(神経性拘縮)が起こります。
この神経性の拘縮を放置していると、毛細血管やリンパなどの阻血性(循環性)の拘縮が起こります。

MRIを撮って、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の見つかることは多いですが、拘縮の原因を見つけて施術すれば痛みの改善が出来ることが多いです。
この場合、ヘルニアや狭窄は拘縮の主要な原因になっていないと考えられます。
実際には、ヘルニアが少しも小さくなっていないのに手技療法で痛みの改善が出来るケースがたびたび出てきます。

当施術院では、次のような場所を調べて、施術します。

・骨盤や腰椎・・・仙腸関節、腰仙関節、腰椎4番・5番その他の椎間関節や椎間孔の問題に対して

・坐骨神経など・・・末梢神経そのものの筋肉の中でのすべりの悪さを手技的に改善させる

・拘縮した筋肉・・・腰方形筋や梨状筋、中殿筋、腹横筋などの異常を修正し拘縮状態を改善させる

・腹部・・・腸間膜や腎臓周辺などにおける循環障害の起こりやすいゾーンを触診・施療する

・坐骨神経痛様の関連痛を出す各種筋肉・・・小殿筋などのトリガーポイントの施術

よくある訴え)

腰~お尻~太もも後(外側)~ふくらはぎに激痛
・坐骨神経痛の典型的なケース
・痛みどめに頼り過ぎると無理な動きも出来てしまうため、余計悪化することもある。
・痛みどめが全く効かないこともある。
(よくある痛みの原因)
・L5(第5腰神経)やS1(第1仙骨神経)の障害・・・椎間板、脊柱管、椎間孔などでのトラブル
・梨状筋などの末梢での神経絞扼
・小殿筋などのトリガーポイント

前に体を曲げると、お尻から太ももの裏に激痛
・30~50代あたりで多い坐骨神経痛のケース
・病院では、多くの場合、椎間板ヘルニアの診断がついている事が多い
・各種の鑑別検査をして本当に痛みの元になっている場所を特定する必要がある。
(よくある痛みの原因)
・仙腸関節捻挫
・梨状筋症候群
・椎間板ヘルニア

体を後ろに反らすと、足腰に痛み
・55歳以上の方が訴える典型的な坐骨神経痛の症状
・高齢の方の場合、病院で脊柱管狭窄症の診断が出ている事が多い
・30~40代の方でも、このタイプの痛みが出ることがある
(よくある痛みの原因)
・椎間孔のトラブル
・30~40代の方では、椎間関節の問題もある
・50代以上では、脊柱管のトラブルが多くなる
・梨状筋や小殿筋の拘縮など
DSCF3420.JPG腰神経叢に対する施療

数分も歩いていると、しゃがみ込んでしまう(間欠性跛行)
・高齢者に多い間欠性跛行。
・自転車や押し車だと楽なことが多い。
(よくある痛みの原因)
・病院では脊柱管狭窄症の診断が出るが、下部腰椎のアライメント不良を整えると改善するこが多い

足裏の違和感や痛み
・高齢の方に多い訴え
(よくある原因)
・L4やL5、S1の神経の障害
・足根管などの末梢神経の絞扼障害

施術例~来院された方の喜びの声
改善された方のご厚意により、写真撮影などの許可をいただきました。
本当にありがとうございます。
同じような症状でお困りの方にとって、ひとつの目安や判断材料になる事と思います。(随時更新)

new2015/1月16日
DSCF4358.JPG間欠性跛行を伴う下肢痛」:67歳男性(香芝市)
病院の受診:
・腰部脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニア
・治療は腰の牽引と薬剤

現病歴:
・15年前からの腰痛が続く。
・現在は5分も歩くと、しばらくしゃがんで休まないと歩けない(間欠性跛行)
・体を反らすと左腰に痛みが増悪
・前かがみになると痛みがマシになる。寝るときはえびのように丸くなるが、朝起きるととても腰が痛い
・痛い場所は左の腰や臀部。左下肢にしびれの出る時もある。

病院で牽引と薬の治療を受けているが効かないので、さらに強い薬を処方してもらったが、それも効かない。
次はブロック注射を予定していて、もしそれも効かなければ手術の予定。

初回の施術(2014年 9月30日):
・左腰方形筋と大腰筋を弛める施術~左腎や下行・S状結腸などの内臓の施術とともに
・腰椎4番の矯正
・仙腸関節
・第4,5肋骨の可動域調整

2回目来院時(10月10日):
・「痛みが割と減って、5分歩いていたかったのが、10分歩けるようになった

3回目来院時(10月21日):
・「朝、腰や骨盤まわりにどーんとした痛みが出るのがつらい」
・「10分歩くと左腰に痛みが出て、しゃがむと痛みが減る」
・施術は頸椎1,2,6番と胸腰移行部の矯正。内臓の膜の施療。
・寝る時の寝具に問題がありそうだっためアドバイスを伝える。

4回目来院時(11月4日):
・「10分が20分歩けるようになった。痛みが半減している。朝の腰痛が楽になった」
・施術~右踵骨内反を矯正。右股関節の矯正。胸椎9~12番の矯正。

6回目来院時(12月11日):
・「調子よくいくらでも歩けます。痛みはほとんどないです」

7回目来院時(今年1月14日)
・「調子よいです。30分歩いても痛くない」

2013/5月22日
DSCF3374.JPG「15年前からの太ももの痛み」:40歳代主婦(生駒郡)
○「出産してからの太ももの痛みがもう15年ぐらい続いています」
○「痛くなると、自分で叩きたくなりますが、痛みは取れません」
○痛みは、腰、お尻、太ももの外側

施術内容)
末梢神経や内臓の施療
・腰神経叢と外側大腿皮神経
・手術痕などに対して
結果)
1回目の施術直後・・・「お尻の痛みが少しマシかなー」という程度でした。
2回目来院時・・・「翌日から、明らかに足腰の痛みが軽減しました」
4回目来院時・・・「痛みがなくなりました♪」

2013/7月19日
DSCF3490.JPG「ピアノの発表会も無事終えました」「交通事故後、足の力が入らない」:40歳代(香芝市)
○2年前に交通事故に遭った
○MRIで、頸椎4番、5番、6番に椎間板ヘルニア
○手腕に力が入らない。握力の低下。数キロのものが持てない。
○足に力が入りにくい。杖が必要。
○「2年間、リハビリなどの治療をしていますが、改善する兆しが見えません」

検査と施術、結果)
・足の母趾背屈力は、左右とも本来の1割ぐらいの力を出すのがやっとの状態
・腰椎のマッケンジーをして、母趾背屈力の変化を調べる。
 (施術2回目)右足母趾3割増しの強さに、左足母趾2割増しの強さに。
 (施術3回目)左右とも本来の半分ぐらいと思われる力が出るようになりました。
 (施術4回目)「車のパーキングブレーキが3つ目まで踏み込めるようになりました♪」の報告
 (施術5回目)左右とも8割ぐらいの力が出るようになりました。
 (施術6回目)右足は「これが本来の力」と思えるぐらいに回復。左は9割ぐらいまで回復。
・頸椎のマッケンジー
 (施術4回目)握力右18.4㌔、左16.9㌔
 (施術5回目)握力右22.8㌔、左23.2㌔~今までにできなかったつま先立ちなどが出来る
・脊髄終糸の施療~股関節屈曲の力がアップし歩きやすくなる

2013/5月15日
DSCF3349.JPG「左脚の坐骨神経痛」:50歳代(下市町)介護職
○「先月より左のお尻、太もも後ろ、ふくらはぎ、足裏まで全部痛くなってきました」
○「地元の病院でレントゲンを撮りましたが、腰椎の間が狭いと言われました」
 「椎間板ヘルニアがあるかもしれないと言われましたが、薬以外の治療はありませんでした」
○前にかがむと、足腰に強い痛み

施術)
腰椎伸展などの操作
坐骨神経への操作
結果)
今日で3回目の施術でした。
ご本人の痛みの評価は「8割は痛みが取れています」とのこと。

2013/4月13日
DSCF3309.JPG幼稚園勤務、30歳代(香芝):「朝にひどく痛む坐骨神経痛」
○朝起きてしばらく、骨盤回り、お尻~太もも・ひざの後ろに激痛
○痛みのため靴下もはけない
○「もともと腰痛持ちで、病院で撮ったレントゲンでは腰椎5番_仙骨が狭かった」

施術内容)
・マッケンジーとフレクションの組み合わせ
・腰椎と仙骨に対する調整
・坐骨神経のマニピュレーション
結果)
施術3回目から7日後・・・「今週はとても楽で、ずっと痛みが出ていません」

2013/3月12日
imageCANRCJ73.jpg「10年以上続くふくらはぎの痛み」:30歳会社員、社会人アメフト部(香芝市)
○「大学でアメフトをしていた時から、ふくらはぎの痛みがあります。もう10年以上になります」
○「強く揉んでも、何をしても痛みが取れません。風呂に入っても(患部が)楽になりません」

検査)
臀部、大腿部後面、膝窩部の坐骨神経ラインに異常な場所を触診
施術)
坐骨神経のマニピュレーション・・・臀部における坐骨神経、膝窩部における脛骨神経など

結果)
痛み消失

2012/11月2日.
DSCF3211.JPG「坐骨神経痛」:60代主婦(香芝市)
○病院のMRI検査・・・腰椎5番で脊柱管狭窄症
○左のお尻から太もも、ふくらはぎにかけての強い痛み・しびれが数年続いている

施術)
末梢神経のマニピュレーションや脊柱管に対するフレクション操作
内臓マニピュレーション
結果)
施術4回目・・・「膝から下にしびれが残る。お尻あたりにのやや痛み。全体の痛みは、7割方減っている」
施術9回目・・・「太ももの後ろと足に軽いしびれ。全体の痛みは、9割以上無くなった」
施術11回目(本日)・・・「しびれは、ほとんど気にならない」

2012/10月.
610524.jpg(参考画像)急性腰痛と坐骨神経痛」:30代地方公務員(三郷町)
○仕事で、100キロ以上の方をストレッチャーに乗せて運ぼうとしたところ、ぎっくり腰になった
○(症状)立ち上がると数秒して、お尻から太ももの後ろにかけて激痛が発生。(数秒して痛みが減少していく)
○「マラソンの大会に出たいので、早く良くなりたい。というか、このままでは、仕事にならない」
○半年前から、坐骨神経痛のような痛みは出ていた
○病院などで腹筋をするように言われたのでしているが、症状は悪化。

施術)
坐骨神経のマニピュレーション/回盲弁や盲腸に対するマニピュレーション
臀部の筋肉に対する調整/マッケンジー
結果)
初回の施術後痛みが「10→7」に改善
後日・・・「ほとんど改善しました」と報告。

2011/3~5月
005.JPG腰椎5番_S1間での椎間板ヘルニア左脚うしろの強い痛み」:30代女性会社員(富田林市)

○病院では椎間板ヘルニアで手術と言われる。
○歩けないほどの激痛が左の大腿部の後ろ~ふくらはぎの後ろに出ている。

検査)
・左足母指背屈力の低下  ・L5神経根領域の感覚低下あり
・SLR
施術)
・マッケンジーや硬膜リリースなど椎間板に対して
・坐骨神経の操作
経過)
1回目(3/7)~2回目(3/8)・・・激痛変化なし。痛みどめを1日3回服用。
施術3回目(3/15)・・・10→8。
施術4回目(3/20))・・・痛みに変化。大腿部の痛みが取れてきたが、ふくらはぎの他に足裏の痛みが出てきた。
施術5回目(3/25)・・・10→3以下ただし、体重をかけると足裏の痛み(何かが張り付いた感じ)が気になる。
施術6回目(4/10)・・・足裏の違和感が残っている。
施術10回目(5/9)・・・動作をしても痛みや違和感が出なくなった。

2010/9~11月
007.JPG「歩けないほどの脚の痛み」:古美術商78歳(大和高田市)
・「長く歩けないが少し休むと又歩けるようになる。ただし、自転車はいくらでも乗れる。
・左の太もも(大転子)の後ろに強い痛み。
・長時間椅子に座っているとふくらはぎが硬くなり、足がむくんでくる。
・体を反らすと痛む。

施術と経過)
・1回目の施術・・・腰椎4番、5番のフレクション操作、坐骨神経の操作
・施術2回目・・・MRIを撮ってきてもらう予定でしたが、「この前の施術後の調子が良いのでこのまま施術してください」との事
・施術3回目(9日後)・・・「良くなってはまた痛むの繰り返し」
・施術4回目・・・(来院時)「やや痛みが改善している」  
          (施術後)施術を一部変化させてみたところ「なんか痛みがないような気がする」とのこと
・施術5回目・・・「痛み自体全くなくなった。楽に歩けている。」

2011/7月
063.JPG大腿部前面のしびれ」:51歳男性・営業(生駒市) 
○30年前から、大腿部斜め前にしびれがある
○様々な医療機関に行ったが改善していない

施術)
・外側大腿皮神経へのマニュピレーション
・腰椎への施術
結果)
・しびれが改善。その後、数週間して消失。

ノートと考察・・・各種情報のまとめと考察

○このコーナーは、考察や各種情報をノートとして不定期に書き加えているものです。
○私自身の記憶の整理用のノートですので、考えるヒント程度にお読みください。
○「~だ」のような断定的な表現もありますが、あくまでもここに書いているのは考え方の一例に過ぎません。
○より良い情報が見つかるたびに、訂正や追加を加えます。
○疑問点などのご指摘をくださる方があれば幸いです。

坐骨神経痛について

骨神痛とは、坐骨神経領域であるお尻から太ももの後ろ側、ふくらはぎ、足底などにしびれや痛みの出ている症状を総称したもの。
整形外科的には、次のような原因疾患を想定している。
・脊柱管狭窄症
・椎間板ヘルニア
・すべり症
・梨状筋症候群など

しかし、手技的にはそういった画像所見を主に考えるのではなく、筋緊張による神経性拘縮や循環性の拘縮を起こすそれ以外の原因を見つけて施術することで、痛みの改善を出すことが多い。

手技によるアプローチ方法・・・拘縮状態を解消する施療を行う。
・骨格・・・骨盤や腰椎の変位の矯正
・末梢神経・・・坐骨神経などに対してのマニピュレーション
・腹部・・・腸間膜や腎臓周辺などの循環障害の起こりやすい場所のマニピュレーション
・筋肉・・・硬縮を起こしている筋肉への施術
・リンパドレナージ・・・循環障害に対しての手技
・中枢神経系・・・硬膜や脊柱管内部の循環性の拘縮に対しての施術

参考)

Ⅹ線、MRIなどについて
・軟骨や靭帯は一般的にX線CTで評価できないので、椎間板ヘルニアや靭帯損傷、肉離れ、半月板損傷などの骨以外の運動器の異常の評価にはMRIが有用。
・MRIのT1強調画像・・・高信号(白く映し出されるもの)は、脂肪や亜急性期の出血、銅や鉄の沈着物、メラニン。低信号(黒)は、水、血液など。
・MRIのT2強調画像・・・高信号(白)は、水7や血液、脂肪など。低信号(黒)は、出血、石灰化、線維組織、メラニンなど。
・画像の度合いと痛みの度合いが一致しないことがある。たとえば、Ⅹ線やMRIでは、かなりの変性があっても、痛みはそれほどでもなかったりすることがある。また、その逆もある。
→これは、画像に出ている椎間板ヘルニアその他が痛みと相関関係をなしていないことの表れだと考えられる。
→痛みは、それ以外の要素も大いに原因になっている。

徒手検査
神経学検査や整形学検査などの徒手検査を行い、痛みやしびれの原因を調べる。
・母趾背屈力
・デルマトーム
・SLR、ケンプテスト、バルサルバなど

梨状筋症候群について

考察と情報)
・臀部(お尻)の深層部で神経や血管が絞扼(圧迫)されているケースなので、病院ではあまり検査対象にされていない。
→レントゲンやMRIなどの画像では評価できないため
・骨盤のゆがみや体の使い方の問題もあるが、椎間板ヘルニアや内腸骨動脈の圧迫が遠因となるケースもあるかもしれない。
・椎間板ヘルニアの手術をしたが痛みの改善のない人に、梨状筋の施術をして痛みの消失の出るケースがある。

整形外科的な知識)
・梨状筋の緊張亢進⇒神経(上・下臀神経、坐骨神経)や血管の絞扼⇒臀部から大腿後面に放散痛が生じる
梨状筋と坐骨神経の位置関係には個体差がかなりある→筋腹を通過するケースで絞扼を受けやすい?
ア:坐骨神経が梨状筋を貫通するケース
イ:坐骨神経が二分(脛骨神経成分と総腓骨神経成分)し、双方の神経成分が梨状筋をまたいで走行するケース
ウ:坐骨神経が二分し、総腓骨神経成分だけが、梨状筋を貫通するケース
エ:坐骨神経が梨状筋上孔を通過するケース
・梨状筋の下には上下双子筋と内閉鎖筋があり、これらも絞扼因子になりうる。
→いずれも股関節外旋筋である
→梨状筋症候群は、股関節外旋筋の筋緊張亢進で坐骨神経が絞扼された状態とも考えられる

なりやすい人)gaisennkinn.jpg坐骨神経がお尻の梨状筋の下から抜けています。
・立ち仕事でどちらかの脚に力を掛ける人
・3割ぐらいの人は、梨状筋の中を坐骨神経が通過。
・股関節疾患のある人、脚を組む方人~脊柱のゆがみ
・腹部に問題のある人、たとえば手術後の癒着のある人。
・大殿筋の弱化
仙腸関節の可動性亢進

施術例)
・梨状筋の調整
・癒着した坐骨神経のマニピュレーション
・骨格の矯正
・内臓の施術

中小臀筋症候群)
中殿筋や小殿筋の異常で、腰痛や坐骨神経痛様の症状が出る。

小殿筋のトリガーポイント
・小殿筋のトリガーポイント(硬縮)は、坐骨神経痛様の痛み。
・L5やS1の神経圧迫、転子滑液包炎などと診断されていることもある。
・小殿筋のトリガーポイントは、持続性があり、深刻になることが多い。

中殿筋のトリガーポイント
・坐骨神経痛様の関連痛を出す。
・股関節の痛みにつながることもある。

考察)
これらの筋肉の明らかな酷使があれば、筋肉に対する施術だけで症状の改善がみられる。
しかし、特にそのような酷使の無い場合、内臓その他の関連を追っていかなければならない。

腸腰靱帯症候群)

第5腰神経・・・椎間孔を出た後、腸腰靱帯と仙骨上部からなるトンネルを通り下方に走行
L5はL4と連絡し、腰仙骨神経幹を作る。
坐骨神経などに痛みが出る。

施術)
・腸腰靭帯や下部腰椎など変位の矯正


○病院(整形外科)で診断される各種症状について、手技的にどう考え、アプローチしていくか

※手技療法では、そのような変性そのものというより、そういった変性を招いた
骨盤や腰椎のゆがみ、関節の可動域の低下、膜組織の問題などに対して
施術を加え、痛みの改善をはかっていきます。。

変形性腰椎症についての考察と情報

考察)
手技的に骨の変形は直しようがないのが、変形が見られるにせよ、
痛みの原因は別のところにあるケースもあり、手技的に痛みを改善できるケースも多い。

整形外科的な知識)
・腰下肢痛が現れる
・老化に伴う腰椎の変性・・・椎体に突起物ができて椎間板や椎間関節が変形し神経根を圧迫。
・男性に多い
・変形性腰椎症は、腰部脊柱管狭窄症の原因となる。

(症状)
・胸椎や腰椎の変形では、徐々に背中や腰の痛みが発生。足のしびれ感や強い神経痛症状を出すこともある。
・運動時の痛み
・脊椎に運動制限が出る・・・体の前屈や回旋動作がしにくくなる
・起床時や同じ姿勢をとると痛みの増悪
・脊柱管狭窄症の場合、間欠性跛行が現れる

(原因)
・主に椎間板変性に伴う骨棘形成や椎間関節の変性
・加齢による背骨の変化
・長時間同じ姿勢を取るような職業
・過度のスポーツ

椎間板ヘルニアについての考察と情報

考察)
生理学的には、圧迫では痛みは出ない。
出るとすれば、筋力の低下(麻痺)が起こる。
では、椎間板ヘルニアの存在を無視して良いかというと、そうでもないような気がする。
手技療法家の間でも、ここらあたりで意見の相違がみられる。
ひとつ言えるのは、椎間板ヘルニアになる様な骨盤や脊柱の不自然なアライメントが元々あり、
それを改善することで、症状の改善がみられるということ。

情報1)
椎間板ヘルニアと病院で診断されれば、何か大変な病気になったと思いがちだが、
白血球(マクロファージ)や老化による作用で、ヘルニア部の時間の経過による縮小がある。
痛みも2週~3か月ほどで、改善することが多い。
無症候性の椎間板ヘルニアもある。

情報2)
椎間板ヘルニアは、手術をしないで治す方法(保存療法)が世界的に見直されている。005.JPGL5-S1間の椎間板ヘルニア。MRI画像。DSCF2766.JPG
これは、椎間板ヘルニアの手術後に必ず起こる合併症(癒着)を避けるために、保存療法での改善が評価されたため。
手術の意味として、①「突出した椎間板ヘルニアを切除する」、②「脊髄神経を椎間板から剥がす」があるとのこと。
①について・・・・MRIによる腰椎椎間板ヘルニアの追跡調査で、突出した椎間板ヘルニアが3ヶ月ほどで自然に減少することが分ってきた。
したがって、手術後の合併症を避ける意味で、病院でも保存療法を選択するケースが多くなっているようだ。

整形外科的な知識)
症状
・腰部の痛み。下肢のしびれ。
・朝起きた時に、痛みが増しやすい。
・ふつう前屈をすると痛み増悪。場合によっては、前後屈両方で痛み。急性のひどいケースでは、背中を動かせない。
・咳やくしゃみ、排便時に痛みが増す。・・・バルサルバテスト陽性
・L5神経根に障害があれば、足の親指の力や知覚が低下。
・寛解と再発を繰り返しやすい。手術をしても再発しているケースがある。

特徴
・30代~50代で多い症状。25歳以下や60歳以降は少ない。男性に多い。
・腰椎4番~5番あたり(L4-5、L5-S1)の椎間板ヘルニアが多い。
・坐骨神経痛の主な原因とされている。
・50代の方の場合、前後からの神経の挟み込みがある。
・・・前からの椎間板ヘルニアと後ろからの黄色靭帯の肥厚など

手技的なアプローチと考察)
・後方への椎間板の突出は、長い間椎間板後部の繊維輪などが伸ばされていたことに起因していることが多い。
・その場合、逆に椎体前面の組織(前縦靭帯)は短縮されているので、伸ばす必要がある。
→この過程で、腰椎の不良アライメントが改善されて、痛みの原因になっている拘縮が改善
→マッケンジー(うつ伏せで上半身を反らす等)は、ひとつの改善方法。
→うつ伏せで状態を反らすと腰椎に多少重力がかかるが、カイロのフレクションテーブルだと仰臥位で反らすので腰椎の圧迫がない

(参考)
・椎間板は剪断力(横方向からの力)に弱いため腰椎をボキボキする矯正は危険。
・鑑別検査・・・バルサルバ、SLR、バウストリング、デジャーリン徴候(咳、くしゃみ、排便時の力みで痛みが悪化)、
         坐骨神経緊張テスト、デルマトームの知覚異常テスト、反射減弱、筋力低下など
・症状の似ているその他の疾患・・・椎間関節症、梨状筋症候群、足根管症候群(足裏のしびれ)、退行性変性

施術例1)初診:2012年9月21日
40歳女性(大阪府平野区)会社員:主訴、下肢痛

病院のMRI所見:L4-5間の椎間板ヘルニア
痛み:かなりの激痛が、左の臀部から大腿後部にかけて出ている。
発生した時期:3週間前から
増悪因子:前屈
病歴:甲状腺の病気、頭痛

カイロプラクティックの検査)
仙腸関節の検査で陽性DSCF3812.JPG

施術)
コルセットを着用すると前屈時の痛みがかなり減少
→仙腸関節の可動性亢進の疑い
→仙腸関節の施術を行う~臀部筋と内臓(S状結腸周辺)の施療各種

結果)
初回の施術で痛みが半減。
翌日には、痛み8割以上の減少。

考察)
S状結腸周辺の組織の柔軟性低下で、左下腹部の血流が低下し、
関連する筋肉の拘縮が起こっていたのではと考えられます。
仙腸関節の可動性亢進も、そういった環境の中で引き起こされたのかもしれません。
そういった拘縮を正常化させることで循環不良が改善し、痛みの消失が起こったと考えられました。
この場合、椎間板ヘルニアは所見としては存在していても、痛みの原因ではなかったと考えられます。

症例2)初診:2012年8月7日
30代女性(香芝市)介護士:主訴、下肢痛

病院のMRI所見:L4-5の腰椎椎間板ヘルニア(軽度)
痛み:右の臀部から足にかけての痛み
発生した時期:5か月前(3週間寝込むほどの痛み)
増悪因子:中腰(前屈)、座り続けると、朝起きてしばらくの間、右下の側臥位で大腿外側にだるい痛み
・痛くて、朝の身支度もままならない。
・病院のリハビリに通っているが、痛みがなかなか取れず、現在休職中。
・痛みが無くなれば復職したい。
・腰痛、右肩こり、生理不順などは、以前よりある

施術)
・腰椎、骨盤の低刺激矯正
・右足部と右股関節の矯正
・坐骨神経のマニピュレーション、硬膜リリース
・中小殿筋、梨状筋などの施術
・内臓の施療・・・腸間膜、盲部DSCF3822.JPG

結果)
初回(8/7)・・・少し、前にかがめるようになった。痛み10→8前後
2回目(8/12)・・・臀部痛はかなり減少。
4回目(9/19)・・・かなり痛みが改善(10→2以下)。立ち上がり時に、少し痛み。
5回目(9/27)・・・痛みがほとんど気にならない
現在・・・復職を果たされました。

考察)
右足部に可動域の減少がありました。
これは、過去の捻挫が原因のようです。
足部の異常から股関節や仙腸関節の異常が出来たのかもしれません。
腸間膜の柔軟性低下もあり、これは肩こりや腰痛の原因になっていると考えられました。
施術期間は5週間かかっています。


脊柱管狭窄症についての考察と情報

考察)
脊柱管狭窄症の本態である黄色靭帯や椎間関節の肥厚に手技的な介入のできる可能性は低い(禁忌症に本症の入っていることもある)。
整形外科で脊柱管狭窄症の診断が出ても、馬尾障害(排尿のトラブルなど)などの重篤な症状の出ていないケースでは、
その他の症状との鑑別が必要。
55歳を超えると何らかの画像上の異常所見はみられる可能性が高くなるが、それがそのまま痛みの原因かどうかは分らない。
手術後に痛みの改善のない方も少なくない。
その場合、痛みの原因はどこにあったのか?
画像で見えるものと見えないものがある。
画像で見えないもの(たとえば、筋肉の過緊張状態)については、触診や可動域検査が必要。

手技的なアプローチの可能性について)
脊柱管狭窄症という診断の出るような不良な脊柱・骨盤の構造の問題点があるはずで、
必ずしも黄色靭帯や椎間関節の肥厚(脊柱管狭窄症の診断のでる要素)が直ちに痛みを作り出しているわけではないと考えられる。
次のような部分に対して施療して、症状の消失の出るケースがある。
この場合、多くが一側の下肢痛で、両側の場合は施術の難易度が倍増。
・股関節の可動域制限や回内足など立位における状態の改善
・歩行における問題点の改善(間欠性跛行のある場合)
・関連する筋肉の調整・・・中殿筋、大腿筋膜張筋、大腰筋など
・内臓の施療・・・腸間膜や脈管系その他の刺激により、筋肉の異常の解決することがある
・動きなどで椎間孔の狭窄の発生するケースでは、下部腰椎の不良アライメントに対して施術

整形外科的な情報)
・腰椎部分で神経が圧迫されている状態。
・55歳以上の方に多い
・もともと脊柱管が狭い人に脊椎症や椎間板症、脊椎すべり症などの加齢に伴う変性が加わると脊柱管狭窄症の症状が出やすくなる。
・脊柱管が狭くなると圧迫によって神経に栄養を送っている髄液や血液の流れが阻害され、神経に栄養障害が出る。
・症状:痛み、しびれ、間欠性跛行、直腸や膀胱の機能障害など
・圧迫を取り除いて髄液や血液の流れをよくすることが必要

(分類)
馬尾型
・脊柱管の中を通る脊髄神経は腰椎1番あたりまで伸び、そこから下は馬の尻尾のような神経の束(馬尾)になっている。
 馬尾型は、脊柱管が狭くなることによって馬尾が圧迫を受けている状態で、神経根型よりも症状が重くなる。
・ 両脚のしびれや麻痺が広範囲に起きる。下肢の脱力感。
・膀胱や直腸の働きにも関係しているため排尿・ 排便の異常。会陰部のほてりや異常感覚。男性では異常な勃起。
・変性すべり症があると起こりやすい。
神経根型
・椎間孔(椎骨と椎骨の神経の出ていく空間)の神経の根元を神経根と呼ぶ。
 この神経根が圧迫を受けるケースを神経根型と言う。左右両側に起こることは少なく、多くは片側だけが圧迫される。
・神経に沿って腰から脚にかけて痛みやしびれ。
・腰を反ると症状が悪化。前屈すると症状が楽になる。
・腰部脊椎症や脊椎分離すべり症があると起こりやすい。

混合型
神経根型と馬尾型の合併型。馬尾と神経根の両方が圧迫を受けるタイプ。神経根の圧迫による痛みやしびれ、馬尾の圧迫による異常感覚などが起こる。
・神経根型と馬尾型の両方の症状が現れる。

(症状)
・間欠跛行・・・しばらく歩くと脚が痛くなったり、しびれや脱力感が起こって歩けなくなり、少し休むとまた歩けるようになる、という状態のこと。軽症の人は10分程度は歩けますが、重症の場合は1~2分で、すぐに痛みやしびれで歩けなくなってしまいます。
歩くことによって脊柱管が動的に動き、脊柱管が狭くなり、神経への圧迫がより強くなるためこの症状が出る。しゃがんだりして前かがみになると脊柱管が広がるので、またしばらく歩けるようになる。
※間欠跛行は、脚の動脈硬化である閉塞性動脈硬化症でも起こる⇒(鑑別)この場合は立ったまま休んでも回復する(前かがみにならなくても良い)
・自転車はいくらでも乗れる
・体を前に曲げると楽で、後ろに反らすと痛みやしびれが増す。

(検査)
身体所見(曲げ反らしでの痛みの状況)、神経反射、知覚異常の有無、筋力など~症状の現れ方によって、どの部位が障害されているかを推測することが出来る。

原因
・黄色靭帯の肥厚 
・椎間関節の肥厚 
・先天的に脊柱管が狭い場合

椎間孔狭窄症)
脊柱管狭窄症の診断に含まれるためか、この診断名が病院で出ているケースが少ないようだ。
しかし、手技療法ではこの状態を考えて施術することが少なくない。
ケンプテスト(痛い側の脚後面を手で下へたどっていく)をすると、痛みの悪化。
椎間板ヘルニアや筋筋膜性腰痛などとの鑑別が必要。
(症状)
・加齢による椎間孔の減少で神経根を圧迫。
・姿勢や骨棘によるものもある。55歳以上で多い症状。
・体を後ろに反らすと痛みが増す。ケンプテスト陽性。

施術例と考察)
・骨盤や腰椎に対する矯正・モビリゼーション
・筋肉や末梢神経の調整

一側の下肢痛の場合、よい確率で改善。
レントゲン(正面像)では、L5の傾きが見られる。

発育性脊柱管狭窄症)
・これにより、僅かな椎間板の膨隆でも神経症状が強く出ることがある。
⇒画像所見と患者の神経所見が一致しない
・発育性脊柱管狭窄症と椎間板症の合併症の可能性を考慮
・アプローチ:痛みの出ない範囲でEⅩ(脊柱管の内圧を下げる)

施療例)初診:2011/3月4日
006.JPG腰椎4番の前方にすべり下肢痛:女性、昭和11年生まれ、香芝市在住
主訴:お尻(骨盤の右斜め下)に強い痛み。太ももの後ろからふくらはぎ、足裏にかけてしびれ。
病院の所見:L4前方すべり症による脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア→要手術
・・・「手術が必要」~「しかし、手術をしても痛みやしびれがゼロにはならない」の説明
・20年以上前から腰痛、肩こり、胃痛がある
・手術はしたくないと(強く)思っている。
病歴:20年前に膝水腫、2年前頸椎ヘルニアで手のしびれ
薬剤:高脂血症、逆流性食道炎、糖尿病の薬

MRIのコピーを診させていただいて)
この方の場合、椎骨の4分の1(G1)以上の大きな前方すべりがあります。
すべり症、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアすべて手技療法の禁忌症になっています。
しかし、ご本人の強い希望(手術は避けたい)に加えて、
間欠性跛行(長く歩けない、途中でしゃがみたくなる)と馬尾症候群がなかったので、
画像所見以外の部分で痛みを取ることが出来ないか施術を行いました。

カイロプラクティックの検査で判ったこと)
・左仙腸関節の可動性亢進→臀部筋の過緊張が説明できる
・可動域検査:前屈(痛みなし)、伸展(痛み増悪)、側屈(痛みなし)、回旋(しびれが出る)

施術)
・坐骨神経に対するマニピュレーション
・腰椎や骨盤に対する施術
・梨状筋など臀部の筋肉に対する施術
・内臓の施術・・・胃痛や逆流性食道炎の施術
経過)
2011年/3月~5月にかけて(施術回数8回:週1度の施術)
・「施術直後の3、4日は痛みが増すが、その後徐々に痛みがやわらいでくる」
6~7月末(2週間に1度の施術)
・「強い痛みは最近出ていない。足裏に軽いしびれが残っている程度」
8~10月初旬(3週間に1度の施術)
・「調子よい。ただし、足裏の軽いしびれとだるい腰痛は残っている」
10月13日
・「骨盤の左右に非常に強い痛み」
→原因は、テレビでやっていたある健康法を続けて行った事だと考えられた
→それは、臀部の筋肉を緊張させるようなエクササイズだった
→その後、施療で強い痛みは消失

現在の経過: 2014年6月現在
「やや腰の重い感じがあるぐらいで、強い痛みは全く出ていません」
「長年の胃痛や肩こりがなくなりました。逆流性食道炎がかなりましになっています」

考察)
昔からある腰痛や肩こりは、胃腸の不調によるのかもしれない。
しかし、そういった症状の改善のため、ボキボキするタイプのカイロ施術を週に1回受けておられたとのことで、
腰椎4番や仙腸関節の可動性亢進の一因になったのかもしれない。
そういった可動性亢進によって、坐骨神経様の痛みを出す小殿筋や梨状筋の過緊張を作った可能性がある。
痛みが取れてからのMRI画像では、すべり症その他の特筆すべき変化はなかったようだ。
つまり、この画像に見られる腰椎の異常が痛みの原因ではなかったという事。

脊椎すべり症について
・腰椎4番・5番に多い位置異常で下位の椎体に対して、椎体部が前方にすべっている状態。
・すべっていても、その状態で安定していて痛みの原因になっていない事も多い。

(原因)反り腰などの姿勢の問題、交通事故やスポーツでの衝撃、分離症など

脊椎分離症について
関節突起間部に繰り返し加わって生じたストレス骨折とも考えられている。
・椎弓根の破損や欠損
・青少年の過度のスポーツが原因のことが多い
・腰椎5番に多い

手技的な可能性)
・反り腰(腰椎過前弯や腰仙角増加など)に対して
・・・上部腰椎や下部胸椎の可動域低下などの調整
・筋肉の調整・・・腸腰筋の過緊張やハムストリングスの低緊張に対して
・側弯、回旋制限など、椎骨のゆがみに対して

大腿神経痛について
第2、第3、第4腰神経の腹側から分枝する大腿神経の症状
症状)
大腿部(ふともも)前側の痛みやシビレ。筋力低下。
(原因)
①腰椎2番3番の神経根の圧迫
②絞扼性神経障害
・大腿神経がソ径部を通る際に圧迫されている
(参考)
以下の場合、膝の内側の痛みとして感じられることがある。
・知覚枝の伏在神経が内転筋管(ハンター管)を通過するあたりで圧迫されている
・枝の伏在神経膝蓋枝が縫工筋を通過する部位あたりで圧迫されている

外側大腿皮神経痛について
大腿外側皮神経という大腿(太もも)の外側の皮膚の知覚を伝える神経の障害。
この神経には、筋肉枝がないので運動麻痺は起こらない。
(症状)
大腿部(ふともも)の外側に痛みやシビレなどの知覚異常が生じる。
股関節の伸展による神経のけん引や深く屈曲することによる圧迫で、痛みが悪化。
骨盤の少し下を指で叩くと、シビレている太ももの外側に電気が走る場所がある。
まれに骨盤内の悪性腫瘍でこの神経が圧迫されることがある。
(原因)
ソ径靭帯による神経の圧迫
・きつめのガードルをはいたり、ジーンズのような硬い生地のズボンでしゃがんで作業しているなど
・妊婦の方で、胎児が正常な位置にいない場合、しびれが出ることがある。
(改善方法)
・体重を減らす  ・きつい服の着用を避ける  ・長い時間座っていることを避ける
(施術例)
・外側大腿皮神経のマニピュレーション

その他

鼡径靱帯症候群)
・大腿神経が鼡径管を通過する際、鼡径靱帯の緊張あるいは肥厚、腸腰靱帯過緊張などにより圧迫を受ける


閉鎖神経症候群)
・妊娠や内臓下垂などにより閉鎖神経を
・大腿内側の知覚異常、内転筋の弱化と萎縮
・脚を開いて歩く。横揺れして歩く


膝窩筋症候群)
膝関節の後ろ・・・膝窩筋とヒラメ筋は脛骨神経、膝窩動静脈を通すアーチを構成
~血管が圧迫されると、ふくらはぎの冷感、足裏の知覚異常

腓骨管症候群)
・腓骨頭の下方を通る総腓骨神経が近位脛腓関節の不安定性により伸張される