手腕のしびれ痛み|奈良県 香芝の整体カイロなら患者様の支持率が証明するしん研良院にお任せ!|整体

手腕のしびれ・痛
頚椎の問題、胸郭出口症候群、手根管症候群、肘部管症候群、円回内筋症候群

当院の診方)

1:頚椎の疾患に対する評価・・・徒手による整形学検査。※病院での頚椎の画像検査(レントゲン、MRI等)を参照。
DSCF3195.JPG腋窩部の施術

2:末梢神経の絞扼障害に対する評価・・・この検査も重要です
 例)
・胸郭出口・・・斜角筋、小胸筋、肋鎖、頚肋
・腕などの筋肉と神経の問題・・・四角隙、円回内筋、上腕三頭筋、屈筋群、伸筋群など
・神経の通るトンネル(管)・・・肘部管、手根管、ギオン管
 ※このなかで、頚肋やアミロイド沈着のある手根管は、手技療法で対応できません。

3:筋骨格系や神経系に対する各種の検査方法と施術方法を用います。

来院者様の主な訴え

「肩から腕の痛み・しびれ・だるさ・冷えを感じます」
・胸郭出口症候群など
・なで肩女性、理美容師、教師「肩甲骨を近づけていくと、しびれが出てきます」diagram_nerv_hand.gif手の神経支配


「首を前に曲げると、手・腕のしびれが増す」
「寝起き時や咳くしゃみで痛みが悪化します」
・椎間板の特徴

「首を反らすと、しびれが悪化しますが、前に曲げるとマシになる気がします」
「二の腕が重だるく痛い感じです」
「けんびき(肩甲骨と背骨の間)や肩口が重だるくてつらいです」
・椎間孔の狭窄が多い(神経根の問題)
・手技での改善が可能

「肘の内側を押さえると、小指側にしびれが出ます」
・理美容師などに多い症状(肘部管症候群)

「親指から中指あたりにしびれが出ます」
・手のひらを圧迫する作業の人に多い(手根管症候群)

施術例~来院された方の喜びの声
改善された方のご厚意により、写真撮影などの許可をいただきました。本当にありがとうございます。
同じような症状でお困りの方にとって、ひとつの目安や判断材料になる事と思います。(随時更新

2013/6月19日
DSCF3437.JPG「2年前からの両手のしびれ」32歳、建設業(五條市)
○「2年前から指先と手のひらにしびれが出るようになりました」
○「病院でMRIを撮ったが異常はなかったです」

検査)
ファーレンテスト陽性・・・手根管での正中神経圧迫を示唆
円回内筋の硬縮・・・正中神経や骨間動脈の絞扼
施術)
手根管に関する月状骨の矯正や横手根靭帯の施療
円回内筋の施療、正中神経のマニピュレーション

結果)
施術3回目・・・「しびれの程度がかなり減りました」
施術4回目・・・「右手はしびれゼロです。左手はたまに」
施術5回目・・・左右のしびれ消失

2013/7月9日
DSCF3471.JPG「鎖骨回りの痛み」:20代会社員(奈良県)
○「鎖骨回りのしびれ痛みのようなつらさが数年前から出ている」
○3年前に大きな尻餅をついたことがある
○こめかみあたりに頭痛
○「去年から吐き気とふわふわした感覚が出てきた」
○「病院でレントゲンを撮ったがストレートネックと言われただけでした」

施術)
・胸郭出口症候群に対して・・・鎖骨と第1肋骨の矯正、斜角筋の施療
・頭痛に対して・・・頸椎1,2番と尾骨の矯正、関連する筋肉の調整、頭蓋骨の施術など

結果)
2回目・・・鎖骨あたりの痛みが消失
3回目・・・頭痛や吐き気の改善
4回目・・・すべての症状が消失

2013/4月3日
DSCF3295.JPG2年前から手腕にジンジンするしびれ」;保育士、40歳代(香芝市)
・20年以上前から肩こりがひどい・・・病院のレントゲン所見「頸椎2番3番の癒合椎骨、ストレートネック」
・8年前の交通事故時・・・レントゲン所見「頸椎がいびつになっているが、事故の影響かどうかは分らない」
・病院では特に治療がないので、マッサージに時々通っている

問診と検査)
・一番症状のきついのは朝起きた時
・首の前屈でけんびき(背骨と肩甲骨の間)や肩口に痛みが出る。
・バルサルバ陽性
・頚椎圧迫テスト陽性。後屈で肩甲骨の上あたりに痛み。
・日中は不定期に前腕から三指(母指から中指)にジンジンするしびれが出る
⇒頸椎5番6番あたりでの椎間板や椎間孔のトラブル

・アドソンテスト、ライトテスト陽性
⇒胸郭出口での腕神経叢の絞扼

施術内容)
・頚椎に対して・・・マッケンジー・硬膜リリース・6番-7番の狭窄に対する調整など
・胸郭出口に対して・・・腕神経叢のマニピュレーション、斜角筋・小胸筋その他の筋肉のART

結果)
去年の8月下旬から施術を開始しています。
今日で16回目の施術でした。
「日常生活では、ほとんど痛みやシビレは出ない」とのことです。

2013/1月9日.
DSCF3245.JPG両手のこわばり(しびれ):40歳代、女性(シドニー在住
・現地の一般医のMRIの診断・・・「椎間板がずれているため、神経を圧迫」
・朝になると、手が異常にこわばりる。特に、右の中指。
・リウマチなどの検査・・・異常なし

検査)
・MRIのコピーをみせていただくと、頸椎5・6番に狭窄
→しかし、頚椎における整形学検査、神経学検査には反応無し
・その他の検査
→胸郭出口の検査・・・アドソンテスト陽性(斜角筋に異常)、ライトテスト陽性(小胸筋に異常)
→腋窩、上腕~前腕にかけての触診・・・四角間隙その他に異常

施術)
・胸郭出口まわりの腕神経叢に対して
・上腕などの各末梢神経に対して
・心膜などの施療

結果)
2回目来院時
…「症状の強かった左手がかなり楽。全体としては、10→5ぐらいの改善」
3回目来院時
…「かなり楽になっています」

2012年11月
DSCF3183.JPG手と足のしびれ:60代主婦(宇陀市)
・9年前に頸椎脊柱管狭窄症の手術を受けたが、しびれが残っている
・頭痛や不眠もある
・めまいがあり、上を向いての作業は出来ない
・腰痛がある。膝の上に力が入らない
・逆流性食道炎で、胃が痛い

施術)
・頚椎5,6番の手術痕には触れずに、呼吸アジャストというソフトな頸椎の矯正
・骨盤と胸椎、腰椎の調整
・内臓の施術・・・胃の噴門、S状結腸など
・腕神経叢に対する施術
結果)
施術5回目・・・「元気です。非常に調子良いです。手のしびれが気になりません」とのこと。

2010/6~8月
088.JPG12年前から手指にしびれ:製造業29歳(王寺町)

・高校2年生の時、部活動でケガをして以来、手(小指と薬指)や前腕にしびれが出始める。
・病院で頸椎症の診断・・・首のけん引などの治療を受けていたが改善しなかった。
・数年前から、日常生活にも支障が出るほど しびれがきつくなってきた。

検査・施術)
・仕事で、手のひらを打ち付けるような動作⇒手根管の検査で陽性
・胸郭出口も陽性。
・胸郭出口(小胸筋、肋鎖)と手根管に対する施術を行う。

結果)・・・本人の申告10段階
・施術1回目・・・「元のしびれが10とすると、今は8前後に下がったと感じる」
・施術2回目・・・「7のしびれが5~4になった感じ」
・施術3回目・・・「4のしびれが、2以下になっている」
・施術6回目・・・「ほとんど気にならなくなった」

2011年12月
DSCF2864.JPG30年前から手にしびれ:50代・自営業(香芝市)
・25歳時にムチウチ
・最初は、左手(前腕から親指・人差し指・中指にかけて)にしびれが出ていた。
・数年前からは、首を後ろに反らすと右手にも強いしびれ。
・病院の診断・・・頚椎捻挫~牽引や電気治療を受けていたが変化がなかった

検査)
頚椎椎間孔最大圧迫テスト・・・陽性
デルマトーム・・・C5、C6神経根レベルの領域で感覚低下あり
施術)
椎間孔狭窄に対する手技療法と腕神経叢マニピュレーション

改善の経過(ご本人の申告~10段階)
・施術1回目(2011年12月)~施術3回目(2012年1月)・・・・「施術後の数日は、しびれがマシになるがまたぶりかえしてくる」
・施術4回目(2月)・・・「首を曲げた時に出る強いしびれは、かなり取れた」10→4
・施術9回目(4月末)・・・「しびれは、指先にわずかにピリピリ感がある程度」4→1
・その後、ひと月に一度定期的に施術。
・1年後には、しびれ消失
・3年後の状況・・・しびれの再発なし。

2012年5~6月
手腕のしびれ、足底のしびれ、自律神経の症状:40代自営業(三重県津市在住)
・2年前にムチウチ。7年前に転倒滑落事故。
・去年、頸椎症性神経根脊髄症の手術(頸椎5,6番)
・右肩から小指のしびれ    
・首や肩のコリ
・腰のだるさと足底のしびれ
・「酔った感じが常にする。食欲の低下。目の焦点が合わない。ぼーっとする」

施術)
・頚椎1,2,3番の調整と胸椎1,2,3,4番の調整。骨盤矯正。
・起立筋を中心に筋肉の硬縮を除く施術
・頭蓋仙骨療法
・内臓マニピュレーション
・末梢神経のマニピュレーション
経過)
2回目来院時・・・「手のしびれが改善されている。朝、かすかに残る程度。その他の症状は、あまり改善がない」
3回目来院時・・・「足底のしびれが改善した。体調も良くなっている」
4回目来院時(初回より1ヶ月後)・・・「酔った感じが、かなり改善。体がとても楽」

2012/7~8月
右腕の重だるさ(しびれ)、首肩の痛み:30代主婦(奈良県)
・3年前より首や肩の痛みがひどくなり、右腕に重だるさが出てきた。
・肩こりのひどいときには、後頭部痛もある。

施術と経過)
・施術1回目・・・通常の肩こり、首痛の施術→「施術後より、症状はかなり取れて楽になった。しかし、肩の重だるさが取れない」
・2回目の施術・・・通常の肩こり、首痛の施術と内臓マニピュレーション→「肩の重だるさがどうしても残る」
・4回目の施術・・・椎間孔狭窄の施術を加える→「10のつらさが3以下に。重だるさを感じなくなった」

2011/1~4月
10年以上前から手のしびれと首痛:50歳主婦(香芝市在住)
・36歳でムチウチ・・・左手にしびれ(レントゲンで椎間板ヘルニアの診断)
・38歳で、病院でMRIを撮ったところ椎間板ヘルニアの診断
・1年ほど前から、右手にもしびれが出てきて、しびれ痛みが特にひどくなってきた
・夜寝ていると、痛みで目が覚める
・雨降りの日は、特に症状が強く出る

検査)
・首の可動域・・・右にも左にも正常の半分程度しかひねる事が出来ない。反らすのも難しい。
・痛みとしびれの出方について・・・左手をあげていくと悪化する。首を反らすと悪化する。
・デルマトーム・・・皮膚感覚の検査
・頚椎椎間孔最大圧迫テスト・・・陽性

施術)椎間孔の狭窄と腕神経叢の癒着に対する施術
・頸椎5,6番に対する施術
・腕神経叢に対する施術

結果)
初回・・・「ジーンとするしびれが低下した」
2回目(5日後)・・・「手の甲と掌のしびれ低下。しかし、小指以外の4指にしびれが残る」
3回目・・・「毎日の夜間痛がかなり楽になった。起きがけにやや出る程度」
5回目・・・「かなり改善している。不定期にしびれが出ている。肩こりや首痛も良くなっている」
9回目(3か月後)・・・「左の中指と薬指の先が少しピリピリする程度で、あまり気にならない」

ノートと考察・・・各種情報のまとめと考察

○このコーナーは、考察や各種情報をノートとして不定期に書き加えているものです。
○私自身の記憶の整理用のノートですので、考えるヒント程度にお読みください。
○「~だ」のような断定的な表現もありますが、あくまでもここに書いているのは考え方の一例に過ぎません。
○より良い情報が見つかるたびに、訂正や追加を加えます。
○疑問点などのご指摘をくださる方があれば幸いです。

上肢の痛み・しびれ・・・手のしびれ・痛み、首肩腕周辺の痛み

■首(第5頸髄~第1胸髄)から肩・腕にかけて腕神経叢という神経の束が伸びている。
その神経は、やがて正中神経、尺骨神経、橈骨神経などと名前を変えて手、指へと伸びていく。

頸肩腕痛・しびれの原因
①首に原因のあるケース・・・頸椎の椎間板ヘルニア、すべり症(脊柱管狭窄症)、後縦靭帯骨化症
②鎖骨付近での神経の圧迫・・・胸郭出口症候群(斜角筋症候群・過外転症候群・肋鎖症候群)
③腕や肘での神経の絞扼・・・肘部管症候群、円回内筋症候群、三角隙などでの絞扼障害
④手での神経圧迫・・・手根管症候群、ギオン管症候群
⑤病気その他・・・脳疾患、糖尿病、アミロイドーシス、頚肋

※手技療法では、次の場合、対応できない。
・脊髄症状の排尿障害・歩行障害などが出ている場合
・後縦靭帯骨化症
・⑤のような病気などの場合

発症しやすい人
・手腕をよく使う仕事の人・・・(例)手を使って物を作る仕事、理美容師、PC関係、教師など
⇒胸郭出口、肘、手根管、ギオン管

・肩から手のどこかを圧迫する仕事・・・(例)物を肩に担ぐ仕事、大工、漁師、たこ焼き屋さん
⇒胸郭出口、手根管など

・なで肩の女性・・・構造的に 鎖骨下での神経の通路が非常に狭くなっていて、神経を圧迫しやすい
⇒胸郭出口(鎖骨と肋骨)

・老化や姿勢不良(ストレートネックなど)の影響、ムチウチなどによる後遺症
頸椎4、5,6番の椎間板ヘルニアやすべり症

胸郭出口症候群
概要)
手や腕、肩の運動や感覚を支配している神経は、頸椎5番から胸椎1番あたりの脊髄から分岐して、手や腕に伸びている。
DSCF2774.JPG前から見たところ。首から出て、鎖骨の下を抜けて手に伸びていきます。。その神経群(腕神経叢)と鎖骨下動脈・静脈は、①首すじの筋肉の間(前斜角筋と中斜角筋) ②鎖骨と第1肋骨の間 ③小胸筋のトンネルを走行するが、それぞれの部位で絞めつけられたり、圧迫されたりする可能性がある。
絞めつけや圧迫のある部位によって、斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群(過外転症候群)などと呼ばれる。
これらを総称して胸郭出口症候群と言う。
胸郭出口症候群は、神経障害や循環障害に基づく手や腕の痛みやしびれ、冷感を引き起こす。

症状)
腕を挙げる動作で手や腕のしびれや肩や腕、肩甲骨周囲の痛みが生じる。
また、手や腕の小指側に痛み、しびれ、うずきなどの感覚障害が出る。
握力低下や細かい動作がしにくいなどの運動麻痺が起きることもある。
動脈が圧迫され腕が白っぽくなったり、静脈が圧迫され腕が青紫色になったりする可能性がある。
しかし、よくみられる上肢の冷感は、末梢の血管に分布する交感神経の圧迫によると考えられる。
たとえば、正中神経や尺骨神経には交感神経線維が多く含まれているため、前腕部の冷感はよくある訴え。

なりやすい人)
20~30代のなで肩女性・・・鎖骨下の通路が特に狭く(肋鎖間隙の狭小化)、神経が圧迫されやすい。
いかり肩の男性・・・この場合、頸部の筋肉が発達し斜角筋間隙が狭小化されていることがあります。
職業病(手腕をよく使う、重いものを持つ)・・・筋肉の硬縮や骨格のズレで神経が圧迫され、しびれや痛みを引き起こします。

手技的なアプローチ)
・鑑別検査
・関連する骨格と筋肉の調整
・腕神経叢に対するマニピュレーション

以下、胸郭出口症候群の各種症状の説明。

過外転症候群(小胸筋症候群) 
概要)
・胸の筋肉が腕神経叢を圧迫
・腕をよく持ち上げる仕事の人、20~30代のなで肩の女性、肩が内に入った猫背の人など
・ベンチプレスをして、その後全くストレッチをしない人
・首や胸部の筋肉の硬縮で、腕神経叢を圧迫
・腕を持ち上げていると症状が悪化
・症状はふつう腕神経叢の領域に出る(肩甲骨周辺には症状が出にくい)。
・椎間板ヘルニアとの併発もよくある。各種検査が必要。
アプローチ)
・鑑別検査・・・ライトテスト
・関連する骨格の矯正・・・胸郭、鎖骨、肩甲骨など
・筋・筋膜の施術・・・小胸筋、最前線の筋膜ライン
・腕神経叢のマニピュレーション

肋鎖症候群 
概要)
・肋骨と鎖骨で神経や血管を挟んでいる。
・なで肩の女性に起こりやすい。
・鳩胸の人で起こりやすい。
・症状はふつう腕神経叢の領域に出る(肩甲骨周辺には症状が出にくい)。

アプローチ)
・鑑別検査・・・肋鎖テスト
・骨格矯正・・・鎖骨下方変位、第一肋骨の矯正など
・腕神経叢のマニピュレーション
・上部僧帽筋の弱化に対して

.斜角筋症候群
概要)
・首の横にある薄い筋肉が腕神経叢に影響を及ぼす。
・いかり肩の男性
・長期間のセキや慢性閉塞性呼吸疾患で努力呼吸をせざる負えなかった人
・ムチウチの後遺症として
・肩甲骨周り、肩まわり、腕~手(親指側など)のしびれや痛み

手技的なアプローチ)
・鑑別のための、徒手検査・・・アドソンテストなど
・前斜角筋や中斜角筋などの調整
・関連する骨格の矯正
腕神経叢のマニピュレーション

考察)
努力呼吸をしている人になりやすいかもしれない。
たとえば、睡眠時無呼吸症候群やいびきをかく人はその傾向があるかも。


首が原因の手のしびれ
首に原因ある場合、病院でMRIやレントゲンを撮って診断が出ているのが普通。
病院での治療は、ブロック注射や首の牽引、投薬で、改善できない場合、手術になるようだ。
手技療法では、禁忌症もあるので慎重に対応していく。
牽引などとは異なる手技ならではの施術方法がいくつかある。

以下、病院で出る診断名に対しての概要や手技的なアプローチ方法。

頚椎の椎間板ヘルニアと病院で診断されたら・・
DSCF2759.JPG頚椎5番~胸椎1番付近から腕にいく神経が伸びています。神経の根元である首で圧迫を受けて、腕や手に痛みやしびれが出ます。
概要)
・くしゃみをしたときに痛みが増悪
・寝起きにも痛みが出やすい
・肩口や背中に違和感
・万歳しないと寝られない
・首を前に曲げると症状が悪化
・30歳~50歳に多い
誘因)
デスクワーク・ストレートネック(縦方向のストレス)
スポーツ・事故(横方向のストレス)

手技的に出来ることや考察)
・バルサルバテストや神経学検査。MRIを参照。
・硬膜のリリース、頚椎マッケンジー、椎間板ヘルニアのない部分の頸椎の調整
・椎間板ヘルニアは剪断力に弱いため、患部への強い矯正は禁忌
・整形外科で椎間板ヘルニアの診断の出ている人でも、筋肉や椎間関節その他へのアプローチで痛みなどの症状は割と早期に改善できることがある。

脊柱管狭窄症の診断が出た場合・・
狭窄の原因は、すべり症と後縦靭帯骨化症
→後縦靭帯骨化症の場合は、病院での治療
→すべり症の場合、首を前に曲げて痛みが緩和し、反らして痛みが増加。頸椎5番6番間で好発。
(要注意)すべっているところに、強い矯正を受けてはならない。

椎間孔狭窄症
概要)
・頸椎5番6番間、4番5番間で多発。
・頭を持ち上げられると痛みが緩和し、押さえつけられると痛みが増悪(スパーリングテストなど)
・50歳以上に多い症状
・ムチウチをしたことのある人は、椎前筋の瘢痕形成により狭窄しやすくなっている。

手技的にどう考えるか)
・骨棘が大きい、狭窄の度合いが大きく、本当に病名通りの状態であれば病院での治療しかないかもしれない
・鑑別検査・・・・牽引テスト、椎間孔圧迫テスト、最大椎間孔圧迫テスト
・神経を挟んでいると思われる椎骨に対しての施術で、頸部・肩周辺の痛み、手のしびれなどが消失・改善することがある。
→この場合、整形外科的に言う椎間孔狭窄症を治したわけではなく、軟部組織の異常を椎骨の矯正で改善できたからだと考える。

末梢神経の絞扼障害

肘部管症候群
syakotusinkei.jpg尺骨神経が肘部管というトンネルを通るところ
・肘の肘部管というトンネルの中で神経が圧迫を受けている。(尺骨神経の絞扼障害)
・小指・薬指にしびれが出る。
アプローチ)
・鑑別検査・・・ティネル徴候(肘)、フロメンテスト
・肘頭の矯正や腕神経叢のマニピュレーションを行う。

手根管症候群
DSCF2761.JPG正中神経です。手のひらの根元には、横手根靭帯があり、神経はその靭帯の狭いトンネルを抜けています。
・手根管という手のトンネルのなかで神経が圧迫を受けている。
・小指以外の指にしびれ。正中神経が圧迫。
なりやすい人)
・たこ焼き屋さん、漁師など40代以降の手をよく使う仕事の人
・40歳以降の女性
・糖尿病やアミロイドーシス、甲状腺機能低下症などが隠れていることもある。
アプローチ)
・鑑別検査・・・ファレンテスト、ティネル徴候(手首)
・近位列の手根骨に対する矯正
・横手根靭帯・屈筋腱に対する調整
・腕神経叢のマニピュレーション

ギオン管症候群・・・手関節部の尺骨神経管の障害
・小指と薬指(小指側)にしびれや知覚低下が出る
・小指側の筋肉が痩せて、物がつかみにくくなる。
・手をよく使う職業に人に見られる。
アプローチ)
・鑑別検査・・・手を内・手前に曲げて痛みが出るか、豆状骨を押して痛みが出るかどうかのテスト
・近位列の手根骨三角骨の矯正を行う。

円回内筋症候群
説明)
正中神経が、円回内筋・上腕二頭筋腱で圧迫を受けている。
親指から中指が曲げにくくなる。したがって、字が書きづらくなる。
前腕から手のひらにかけて、痛みやしびれが広がる。
アプローチ)
・鑑別検査・・・筋力検査(母指対立筋テスト)
・関連筋の調整や腕神経叢のマニピュレーション。

ストルザース靭帯、浅指屈筋、四角隙、三角隙裂孔などにおける圧迫
○物を握る仕事、手をよく使う仕事の人などは、様々な場所で神経の圧迫・癒着する可能性がある。
○こういった症状の場合、画像所見に乏しく、実際に神経を触って、検査を行う必要がある。
○施術では、筋肉や頸椎、胸椎の調整や末梢神経の瘢痕を手技(マニピュレーション)的に解決。

以下、病院での診断名。

前骨間神経麻痺
・肘付近での浅指屈筋アーチにおける前骨間神経の絞扼

後骨間神経麻痺
・肘付近でのフローセのアーケードにおける後骨間神経の絞扼

四辺形間隙症候群
肩関節後部の四辺形間隙における腋窩神経の絞扼

肩甲上神経症候群
・肩甲切痕や棘窩切痕における肩甲上神経の絞扼

橈骨神経麻痺
説明)
・手の甲がしびれ
・指を伸ばしたり、手首を反らしたりしにくくなる
・腕枕をした後によく発生
アプローチ)
・橈骨神経のリリース・・・外側上腕筋間中隔、上腕二頭筋腱、回外筋の浅枝と深枝、橈骨茎状突起などにおけるマニピュレーション

(参考) 頚肋について
・肋骨は、通常胸椎に付いているが、人によっては、頚椎からも肋骨様の骨(頚肋)が出ている。
触診で骨の隆起を触れることもあるが、小さいものもあり、確定にはレントゲンが必要。
この頚肋により神経が圧迫されることがある。
・病院での治療。