ヒザ痛|奈良県 香芝の整体カイロなら患者様の支持率が証明するしん研良院|整体|

膝痛
ヒザの内側や外側の痛み。皿の上下や裏の痛み。
ヒザ裏の痛み。ヒザの奥の方の痛み。

小中学生の膝痛から大人の膝痛まで、原因は多種多様なので、鑑別検査が必要です。
膝は足首や股関節の影響を受けますので、全身の評価も必要です。

参考:痛みの主な原因)
・関節の問題・・・膝、股関節、足関節
・筋肉の問題・・・膝窩筋、大腿四頭筋、薄筋、縫工筋、腸脛靭帯など
・その他・・・関節包、半月板、靭帯、伏在神経、結腸などの内臓

来院される方のよくある痛み)

「オスグッド(膝の皿の下側の痛み)がずっと続いている」
・陸上、バスケット、野球、サッカーなどのスポーツをしている小・中学生によく発生する。
・身長がよく伸びている時期(ひと月に1センチ前後)に発生しやすい。


「変形性膝関節症」
・45歳ぐらいから変性が始まる。
・注射で抜かなくても腫れをなくせます。

「膝の後ろの痛み(膝窩筋炎)」
・膝の反りかえっている反張膝の人がなりやすい。
・水泳選手に多い。bjoint_knee.gif膝周りの関節や筋肉への適切な施療が必要です

「膝の皿の中の痛みやひっかかり感・違和感(膝蓋骨軟化症)」
・多くは皿の外側に痛み。サイドステップの多いスポーツ、15~20歳女性アスリート。
・内側広筋の弱化した中年以降の女性にもよくある。

「膝の内側の痛み(鵞足炎:がそくえん)
・骨盤のゆがみやⅩ脚の人がなりやすい

「膝の皿のすぐ下の痛み(膝蓋腱炎、ジャンパー膝)」
・ジャンプをよくする競技で多い~バスケット、バレーボール、陸上
・高校生や大学生の時期にみられる

「ひざ外側の痛み(腸脛靭帯炎、ランナー膝)」
・長距離選手、O脚の人に多い膝の外側の少し上に痛み。
・トラックを走る中距離選手では、右脚になりやすい。

「ジャンパー膝」
・大腿四頭筋腱付着部炎や 膝蓋腱炎などのこと。

「ランナー膝」
・腸脛靱帯炎(ちょうけいじんたいえん)のこと。
・膝蓋軟骨軟化症(しつがいなんこつなんかしょう)や膝蓋腱炎(しつがいけんえん)、鵞足炎(がそくえん)等を含めて言う事もある。

施術例~来院された方の喜びの声
改善された方のご厚意により、写真撮影その他の許可をいただきました。
本当にありがとうございます。
同じような症状でお困りの方にとって、ひとつの目安や判断材料になる事と思います。(随時更新)

2013/9月23日
DSCF3589.JPG「右ひざ痛と腹部の違和感」:40代主婦(大阪府、太子町)
・10年前に左ひざをオペ(外側円板状半月板損傷)。去年の5月には右ひざも同様のオペ。
・リハビリをしていたが、痛みが完全に取れない。
・正座しにくい。立ってしゃがむ動作をするのが怖い。
・帝王切開、鼠径ヘルニア、卵巣切除手術などのオペ歴あり⇒腹部に痛みのような違和感

施術1回目)
関節包の調整や膝蓋骨のグライドなど
結果)
ひざの痛み消失

施術3回目)
外側広筋のリリース、膝関節の施療など
結果)
正座がしやすくなった。腹部の痛みが消失。

2013/5月23日
DSCF3376.JPG膝痛(オスグッド):小学生、野球(葛城市)
・半年ぐらい前から膝痛で、野球の練習が出来ていない
・「大会までには、痛みを無くしたい」
・病院でレントゲン~両ひざのオスグッド。
・ひざ下がポッコリふくらんでいて歩くのもつらい(重症)。

3回の施術結果)
「痛みが減少し、練習に復帰している」
5回目来院時~初回から数えて26日後)
「痛みゼロになっている」

2013/4月23日
DSCF3326.JPG「オスグッド」;中学生、サッカー(三郷町)
・ダッシュしたり、膝を曲げたりすると右ひざの皿の下に痛み
・いろいろな所に通っているが、痛みが4か月続いている。

施術)
・大腿四頭筋や膝蓋骨、膝蓋靭帯、その他
・自宅で行うエクササイズ指導
結果)
1回目:痛みが8割減(10→2)
2回目:痛みが来院時10→7に戻っていましたが、施術後は7→3.5に半減。
3回目:左ひざにも同じ痛みが出てくる
4回目:「左は6、右は4の痛みです」施療後、痛みはかなり改善。
5回目:痛みゼロ。ダッシュしても大丈夫になっている。

2013/4月26日
DSCF3348.JPG「半年前から膝痛」;女子バスケット部、県立高校3年生(香芝市)
・「県のインターハイ予選までに治りたい」
・半年以上前から膝痛。病院の診断~ジャンパー膝。
・左ひざの皿の上縁と下縁にジンジンする痛み。痛みレベルはそれぞれ10、8.
・右ひざの皿の下にも同様の痛み。痛みは左よりやや軽く7の痛み。

施術と結果)
1回目:4月23日
関連する筋肉などへの施療・・・「痛みがかなりよくなりました」
2回目:4月25日
「練習後、痛みが元に戻っています」
施術に大腿神経、腰神経叢のマニピュレーションを加える。
・・・「左ひざの痛みがゼロ、右ひざは、2ぐらいの痛み」
3回目:4月26日
「今日練習して少し痛みが増えましたが、以前と比べて痛みは半分」
電気を施療に加える。・・・「左右ほとんど痛みゼロ」
後日の報告
「痛みが全くなくなっています。練習しても大丈夫です」

2013/3月19日
DSCF3275.JPG「半年前からの膝痛」:12歳バスケット部(香芝市)
・オスグッドの痛みが、去年の8月ごろから続いている。
・2軒目の病院で「タナ障害と膝蓋大腿関節不適合障害」の診断。
・痛い場所は、左ひざ前側の全体。ひざ裏にも痛み。
・しゃがむととても痛い。膝の皿の上あたりで痛みが動く感じがする。
・オスグッドの痛みは左右)にある。

考察)
タナ障害や膝蓋骨に関する病院の診断の通り、プライカテストなどの整形学検査で陽性。
全身の検査では次のような部分に問題があった。
・大腿部に拘縮
・膝蓋骨の可動域異常・・・内→外への動きがほとんどない
・脛骨の問題・・・外旋制限

3回の施術と結果)
・結腸へのマニピュレーション・・・しゃがんでみると、痛みが10→5に減少。
・大腿四頭筋のトリガーポイントと膝蓋骨、脛骨に対する施療後・・・痛み消失

2012年/10月
009214_li.jpg「ひざ痛」:50歳代、看護士(大和高田市)
・3年前に右ひざに水腫ができ、その後 左ひざが痛くなってきた。
・「痛くて仕事にならないので、治らなければ仕事を辞めなければならないと思っている」

施術)
・膝の関節包の硬縮に対する施術
・関連する筋肉の調整・・・膝窩筋、膝関節筋など
・脛骨の回旋変位の調整/足や股関節の調整
・内臓マニピュレーション・・・大腿部の筋肉の弱化に関して
結果)
初回施術後・・・痛みが、ほとんどなくなる
2回目来院時・・・「前回施術後、無理をし過ぎて痛みが戻りつつある」
4回目来院時・・・「痛み無く仕事が出来ています」

2012/5~6月
DSCF2963.JPG「オスグッドと鵞足炎」中学1年生・陸上部(香芝市)
・身長がひと月に1センチぐらい伸びている。
・膝が痛くて、部活で走ることが出来ない。
・病院で、オスグッドと鵞足炎(がそくえん)の診断。Ⅹ線は異常なし。
・ストレッチのパンフレットをもらったが、脚が曲げられないので何もできない。

経過)・・・ご本人の痛みの申告(100段階)
・1回目の施術後・・・100⇒90  
・2回目の施術後・・・90⇒70 引きずって歩いていたが、普通に歩けるようになる
・施術3回目・・・80⇒60~70 
・施術4回目(初回より2週間後)・・・60~70⇒50以下  鵞足炎の痛みもかなり減少。
・施術5回目(3週間後)・・・50以下⇒30前後 軽く走れるようになる。部活に参加。
・5週間後・・・痛み消失

2012/6~7月
DSCF3051.JPG「オスグッド」:小学5年生・バスケット(天理市)
・ひと月に身長が1センチ以上伸びている
・バスケットをしているが、膝がかなり痛い
・両ひざに痛み。特に左ひざは屈曲90度以上出来ない。
・整形外科では、レントゲンに異常なし。現在は、消炎用のしっぷを貼っている。

結果)
1回目…左ひざ屈曲がかなりできる。走ってもそれほど痛みが出ない。
2回目…右膝の屈曲もかなりできる。
4回目(初回より1か月後)…痛みが気にならなくなり、クラブ練習に参加している。

2012/6月
DSCF3053.JPGひざ痛:27歳(香芝市)会社員
・仕事柄、動きまわって、物をもって上げ下げすることが多い。
・「ぎっくり腰を数年前に経験し、それ以来腰をかばって膝に負担を掛けている気がする」
・我慢しながら仕事をしていたが、最近かなり痛い。
・痛む場所・・・膝の皿の裏側。
・膝を曲げると、「ずっしとした痛み」が出る。
・体重を掛けないと痛みは出ない。

結果)
1回の施術で痛み消失。
・膝関節の矯正・・・「痛みが10→3か4ぐらいに減った」
・足首と骨盤の調整・・・「痛みがない」

2012/7月
DSCF3047.JPG「ひざ痛、コンディショニング」:中3、サッカー(香芝市)
検査)
・脚長差が1.5センチ(右脚が長い)
・右の股関節の動きが悪い・・・あぐらは出来るが女の子座りが出来ない
・呼吸が浅い・・・胸郭がうまく拡がらない
・大腿四頭筋の過緊張

施術)
・恥骨、頸椎1,2番、蝶形骨等の矯正
・大腿四頭筋などの施術
結果)
・呼吸時の胸郭の可動域アップ
・股関節内旋の可動域アップ・・・10度⇒30度
・膝などの痛み消失

2011/4月~
DSCF2498.JPGテニスや卓球をすると膝が痛い」:65歳男性(香芝市)
・趣味のテニスや卓球をよくしているが、最近膝痛がひどくなってきた。
・ストレッチやマッサージをしても痛みが取れない

施術)
・膝関節や股関節の矯正
・関連する筋肉の調整
結果)
・1回目の施術で、痛み消失。

2012/11月10日.
DSCF3230.JPGオスグッド」:小学6年生、卓球(五條市)
・夏ごろから、膝が痛くなってきた
・最近では、脚を踏ん張ると痛み
・ダッシュが出来ない
・膝下が、ぽっこりふくらんでいる

施術と結果)
・大腿四頭筋と骨盤に対する施術
・本人の痛み評価・・・施術前100分の60で、施術後の痛みは100分の5

ノートと考察・・・各種情報のまとめと考察

○このコーナーは、考察や各種情報をノートとして不定期に書き加えているものです。
○私自身の記憶の整理用のノートですので、考えるヒント程度にお読みください。
○「~だ」のような断定的な表現もありますが、あくまでもここに書いているのは考え方の一例に過ぎません。
○より良い情報が見つかるたびに、訂正や追加を加えます。
○疑問点などのご指摘をくださる方があれば幸いです。

膝痛・・・どこにどんな原因があるかの鑑別が重要

・症状の鑑別検査をしっかり行うことで、どのような改善方法が必要なのか分る。
・ケガや手術適応症は整形外科に行くべきだが、慢性の膝痛の多くは、手技療法で改善できることが多い。

カイロプラクティックの考察)

・骨盤、股関節、足関節のアンバランスは、膝関節に障害をもたらす
⇒膝の検査も重要だが、股関節や足関節などの可動性を検査・施術することも重要

・脛骨の回旋変位
⇒外顆と内踝の標準的な捻転は20~30度(外顆の方が少し後方に位置する)だが、内旋し過ぎ・外旋しすぎのことがある

・関連する筋肉の検査と施術
~大腿四頭筋、大腿筋膜張筋、縫工筋、薄筋、ハムストリングス、腓腹筋、膝窩筋、足底筋など
~これらの筋肉と内臓との関連性について検査・施術  
例)膝窩筋⇒胆のう、ハムストリングス⇒直腸、縫工筋・薄筋⇒副腎、大腿筋膜張筋⇒大腸、大腿四頭筋⇒小腸

・膝関節における動的触診と施術
~可動性の制限を様々な方向から検査・・・縦軸、AーPやP-Aのすべり運動、内外旋、内方や外方の水平すべり・側屈
~半月板の検査

・膝蓋骨の可動性減少について~膝蓋大腿関節のフィクセーションを施術

・近位脛腓関節の可動性減少~AーPや下方ー上方のすべり運動の触診検査と制限に対する施術

解剖学
・脛骨、大腿骨、膝蓋骨、腓骨~大腿脛骨関節、膝蓋大腿関節
・内側側副靭帯、外側側副靭帯、前十字靭帯、後十字靭帯
・内・外側半月板
・大内転筋は内側膝蓋支帯と癒合

関節運動学
スクリューホームメカニズム
・脛骨と大腿骨の間で回旋運動が生じる
・脛骨の外旋・・・伸展の最後の30度で5~30度外旋
⇒Qアングルの大きい人は30度近くに

膝蓋骨の接地面積
・膝蓋骨サブラクゼーション⇒面積が40~50パーセント減少

脛骨と大腿骨の回旋変位について
・膝屈曲時に大腿骨に対し脛骨が内旋位・・・膝関節は前十字靭帯と後十字靭帯がクロスし、大腿骨と脛骨を引き付けあい、膝を安定位におく。しかし、脛骨内旋位が強すぎると、膝関節への圧がかかりすぎるため動きに支障をきたす。

・中間位・・・大腿骨と脛骨のニュートラルアライメント~もっとも可動性がよい。骨性の支持が十分になされるため膝にもっとも負担ない位置。

・大腿骨に対して脛骨が外旋位(ニーイントゥーアウト)・・・前十字靭帯と後十字靭帯の結合がほどける~大腿骨と脛骨は離解しやすい状態~膝が捻じれたまま大きな負荷~サッカーやバスケットなどでは特に膝を痛めやすくなる。日常生活でもこの状態が長く続くと膝痛の大きな原因となる

検査方法
痛みの位置、年齢、関節の変形、関節の可動域、外傷の有無を調べる。
整形学検査)
・アプレーテスト
・バウンスホームテスト
・マクマレー・テスト
・スローカム・テスト
・ウイルソンサイン
・ストレステスト
・引出テスト  など

スポーツによる膝痛

ランニングやジャンプを長時間繰り返しおこなうことによって膝に痛みが発生。
(痛みの程度)
軽症・・・スポーツは可能だが、その後痛みが出る。
中等症・・・スポーツのプレーには支障がないが、練習中や練習後に痛み。
重症・・・常に痛みがあり、プレーに支障。
最重症・・・腱や靱帯の断裂がおこる。

(原因)
オーバートレーニングにより生じるため、使い過ぎ症候群とも呼ばれる。
・靭帯や腱の骨に停止する場所⇒筋肉によるストレスが集中しやすく、組織の小さな損傷が生じる。
・靭帯が骨のすぐ上を通る場所⇒膝の曲げ伸ばしで、靭帯と骨の摩擦が生じて炎症がおこる。

(よくある症状)
・ 大腿四頭筋炎(大腿四頭筋腱付着部炎)
・ 膝蓋腱炎(しつがいけんえん)
・ 鵞足炎(がそくえん)
・ 腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)

(対策)
・筋力不足、筋力のアンバランスの解消骨の成長と筋の伸びとのアンバランス、
・からだの柔軟性不足、アライメント不良などの解消
・オーバートレーニング、体力や技術に合わない練習、不適切な靴、硬すぎたり軟らかすぎる練習場などの見直し

オスグッド・シュラッター病(OSD)】・・・10歳~14歳に多発するこどものスポーツ障害
・成長期におけるスポーツ活動が盛んになるにつれオスグッドの発症頻度が高くなっている。
⇒子どものスポーツ活動に大きな影響を与え、競技変更を余儀なくされることもあるので、早期発見・治療が必要
⇒無理に運動を続けて、遊離骨片が出来てしまうと、骨片の癒合した完全治癒にならない~その場合、痛みは軽減しても、スポーツ時の違和感や痛みが残りやすい
⇒定期的な圧痛チェックが必要・・・病院を受診すると、X線(初期ではMRI)で診断される
・発育期の解剖学的特徴に運動ストレスが加わったことが直接的な発症原因。
・いったん発症すると治癒まで長期間を要することがあり、その間スポーツ活動に支障をきたす。
・剥離部がossicle(骨片)として残存すると、成人になってからでも疼痛が残り手術の必要となることがある。
・発育期の運動ストレスが脛骨粗面に集中し、脛骨結節の骨化核や硝子軟骨が部分的に剥離骨折を起こす。
・発症には脛骨粗面の発育過程が大きく関与
⇒(脛骨粗面の骨化過程)脛骨近位骨端部が前方へ発達~脛骨粗面部の二次性骨化核が出現~脛骨近位の骨端核と癒合して舌状突起を形成~両骨端核が癒合して骨化が完成

(脛骨粗面部の発育過程の分類)
1骨化核の出現前(10才以前)
2舌状部に骨化核が出現する時期(10~11才頃)
3脛骨結節の骨化が脛骨骨端に癒合しているが脛骨結節の表層は軟骨で覆われる(13~15才頃)
4骨端線閉鎖(18才頃)

・脛骨粗面部が軟骨や骨化核で形成されている時期は、膝蓋腱と繊維軟骨で結合しており力学的に脆弱な部位になっている。
・ランニングやジャンプなどを繰り返すことで、膝蓋腱の牽引力が脛骨粗面に加わり、剥離をおこす。
・発症誘因・・・発育急進期の膝まわりの骨の長軸成長と筋、腱の伸張のバランスのくずれ
⇒大腿骨と脛骨の長軸方向の成長の約70%は、膝関節部で起こる~大腿四頭筋の緊張・柔軟性低下で脛骨粗面へのストレスが増大
⇒発育急進期に多く発症・・・男子13才、女子11才前後
⇒予防には、身長の定期的な測定で身長成長速度曲線のどこに該当しているかを把握しておく

(症状)
・痛みの程度・・・歩行や階段昇降が困難~ランニングが困難
・脛骨粗面に膨隆、圧痛、熱感がある。
・大腿四頭筋やハムストリングスの硬さ
・鑑別検査:大腿直筋の検査・・・尻上がり現象 ※骨盤前傾位では、代償作用が働く→後傾させる肢位で
・X線・・・1初期(限局性透亮像)、2進行期(分離、分節像)、3終末期(遊離体像)

(病院での治療)
炎症症状が強いとき・・・非ステロイド消炎剤含有の湿布や軟膏
外科的治療 ・・・骨端線癒合後に骨片が残存し、痛みのためスポーツ活動が思うようにできない時に選択される
          ⇒痛みの原因が膝蓋靭帯炎であることもあるので注意が必要

(改善方法)
・大腿四頭筋やハムストリングスに対するアプローチ
・股関節の可動域や周辺の筋緊張に対して
・下肢筋群と体幹筋群に対して
・骨格の調整
・MCR
・自宅でのエクササイズ指導
・オスグッドバンドの装着・・・G2(脛骨粗面の膨れなし)なら、バンド着用で3~5割で練習

(コメント)
予防のためのストレッチは重要ですが、痛みが出てしまったらストレッチが出来なくなります。
放置しておけば、痛みの取れるまで長期間要することも多くなります。
適切な施術を加えることで、その期間をかなり短縮することが可能です。

(参考)
膝蓋靭帯全体に痛みを感じる場合は、膝蓋靭帯炎と呼ばれる。
膝蓋靭帯の上端部に炎症が現れる場合は、シンディング・ラーセン・ヨハンセン病と呼ばれる。

【鵞足炎がそくえん)・・・スポーツ選手に多い膝内側の痛み。
・膝の内側の鵞足と言われる場所で、半腱様筋・薄筋・縫工筋が脛骨上部につくところに痛み。
・これらの筋肉のバランスが崩れたり、骨盤のゆがみが大きかったりするのが原因。
・Ⅹ脚の人が、なりやすい症状。
・膝伸展で、鵞足部が緊張し、痛みを生じる

半腱様筋・・・坐骨結節に付着
薄筋・・・恥骨に付着
縫工筋・・・ASISに付着
⇒骨盤のゆがみは、これらの筋肉のバランスに悪影響を及ぼす。
⇒鑑別テスト:薄筋~股関節伸展、外転で膝伸展・・・原因になりやすい筋肉

(アプローチ方法)
・筋肉への施療・・・薄筋、縫工筋、半腱様筋
・骨格の調整・・・股関節や脛骨、骨盤
・MCR(微弱電流)・・・組織の回復が早まる
・ニー・インする原因に対して・・・内側広筋の弱化、足部の問題
(鑑別)
脛骨近位の疲労骨折→MRI検査
内側側副靭帯炎・・・水泳選手に多い。外反ストレス検査で鑑別。
脛骨の骨軟骨腫・・・骨性の隆起がある。

【下膝蓋腱炎(膝蓋靭帯炎)】・・・ジャンパーズニー
・膝蓋骨の下方に痛み。
・原因・・・大腿四頭筋の使い過ぎ
・オスグッドとの併発もある・・・オスグッドを優先して治す
(対処方法)
・大腿四頭筋などの調整
・MCR(微弱電流)
・腹部の施療・・・大腿四頭筋の筋緊張に対して
・股関節の柔軟性を付ける・・・・股関節の可動域不足は膝に影響
・バンド着用、運動量を減らす
・アイシング
・踏切動作の矯正・・・スクワット動作時における不良パターンを直す
・内側のすり減った靴を使用しない

【腸脛靭帯炎】
・オフシーズンから急に練習をした
・O脚に多い
・膝外側2~3センチ上方に痛み
・昇降時に痛み
・下り坂はストライドが広がり、痛みが増悪することもある
・検査:グラスピングテスト
・内反ストレステストで、LCLとの鑑別~痛みの出る場所で区別する
(対処方法)
・初期は安静、アイシング、ストレッチで痛みが軽減する
・CMT・・・腓骨、腸骨のIN変位多い、股関節の内旋制限に対して
・筋肉・・・ITB、TFL、中大臀筋、梨状筋、内転筋、前後脛骨筋など
・下り坂や傾斜でのランニング中止
・シューズの見直し~回内
※整形外科で腸脛靭帯炎の診断が出ていて、腸の施療で改善した例が少なくない。

【膝蓋骨軟化症】・・・ランナーズニー
・膝の皿の裏側が痛む。外側の痛むことが多い。
・サイドステップの多いスポーツ選手に多い。下肢アライメントに不具合を持つアスリート。
・15~20歳の女性アスリート
・中年女性の場合、内側広筋の筋力低下が原因。
・Ⅹ線側面像・・・膝蓋骨の裏にもやもやがみられる
(施術)
・膝蓋骨の調整
・脛骨、腓骨、骨盤の矯正
・テーピング
・腸腰筋、外側・内側・中間広筋の調整
(病院で)
オペ・・・膝蓋骨の裏を削る・・・2週間前後で退院

【膝窩筋炎】・・・膝の裏側に痛み
・膝が反り返っている(反張膝)水泳選手などに多い。
・立ち仕事の人にも多い。
(施術)
・膝窩筋の調整
・脛骨の矯正
※胆のうの施療(膝窩筋との関連)で、痛みの消失することがある⇒この場合、膝窩筋炎とは言えない

外側大腿筋間中隔の癒着・・・ひざ裏や外側に痛み
・外側広筋と大腿二頭筋の間の筋膜の癒着
・大腿部側面のケガなどが遠因となる・・・格闘技でローキックを受けたなど
(施術)
筋膜リリース

その他の膝痛
・退行性変性による膝痛
・先天的な原因による膝痛
・その他

【変形性膝関節症】・・・50歳以上の女性に多い膝痛
・膝の内側に痛みが出やすい。関節のこわばりや朝の痛み
・関節の可動域制限
・膝蓋骨の外方変位
・女性の割合が多い。内側広筋の弱化。
・膝に水が溜まる(膝の水腫)・・・膝蓋跳動テスト
※病院ではヒアルロン酸の注射だが、脛骨の矯正や膝関節のポンピングなどで症状の改善可能。
・Ⅹ線・・・関節スペースの減少、骨棘、軟骨下骨化(白濁)

(自宅でのエクササイズ)
・ヒールスライド・・・軟骨をすり合わせることで、ヒアルロン酸が発生。
・大腿四頭筋の強化
・インソール
(施術例)
・脛骨や半月板の調整
・ポンピング
・膝窩筋などの調整
・骨盤の矯正
・リーンバック・・・膝関節を広げる
・階段の昇降時に痛みのある人
⇒屈曲時の外側広筋の後方移動に制限
⇒膝蓋骨の外方変位
・外方不安定性に対して
⇒膝の完全伸展による側方搖動性防止機能を活かす~O脚に対してのLCLは重要

半月板サブラクゼーション
・変形性膝関節症での半月板サブラクゼーションはよくある。特に内側。
⇒関節スペースの減少とその程度は連動
・初期の関節スペースの減少は、関節軟骨の摩耗より、半月板の問題?
・30代ぐらいで、膝におかしな痛みの出るケース
内側半月板:OAで5.1mm(±3.2)
外側半月板:OAで0.8mm(±2.1)

【タナ症候群】・・・膝の皿の内側上方に痛み
・15~25歳の女性に多い。
・膝障害の3パーセント未満と言われている。
・滑膜ひだ(タナ)が運動時に膝関節に挟み込む
~違和感や引っ掛かり感
~ひざ屈曲時にコクンのクリック音
~安静時痛
・大腿四頭筋の過緊張がある。
・生まれつき滑膜ひだの大きい人に起こりやす症状。
・膝蓋骨を上から押すと痛み
・鑑別検査:プライカテスト

(対処方法)
・テーピング
・大腿四頭筋の調整
・スポーツ禁止
(病院で)
~ステロイド注射
~関節鏡手術・・・痛みが取れても膝の前面あたりに嫌な痛みの残ることがある

伏在神経絞扼症候群・・・膝の内側などが痛い
・階段を下りる、立ち上がる時、しゃがむ時などに痛み。
・内転筋管(ハンター管)で、伏在神経が圧迫を受ける。
(施術)
・内転筋の施術
・伏在神経のマニピュレーション

半月板のインピンジメント
・膝を伸ばすと、膝蓋骨の奥が痛い
・整形外科で診断がつきにくい?
・筋トレをするほど症状が悪化する可能性
・膝蓋下脂肪体・・・内外側半月板の前方と膝蓋腱をつなぐ
⇒膝伸展時に膝蓋腱に引かれて半月板が前方に動く機能に障害
⇒膝蓋骨が低位、外側が後方へ傾斜~半月板前方に圧痛
(アプローチ方法)
・脂肪体のリリース

膝蓋大腿部痛症候群
・ランニングやスクワット、ジャンプ時の膝前部痛
(原因)
・膝蓋高位症
・距骨下関節の過剰回内
・捻挫歴

(鑑別診断)
・膝蓋靭帯炎、半月板損傷、タナ障害、脂肪体炎

近位脛腓関節の障害
・膝関節外側の痛み
・捻挫歴、膝の打撲歴
・足関節背屈での腓骨上方・外旋、底屈での下方・内旋に障害