カイロプラクティック/オーソモレキュラー
しん研良院

〇受付時間 9:00〜19:00 
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○休み:不定休

慢性腰痛とギックリ腰へのアプローチ

 
 
 

慢性腰痛とギックリ腰を解消するために

 

  1. 痛みの出ている場所は、「過剰な負担のかかっている」所(結果)。
    施術するのは、「負担をかけている」所(原因)で、それは別の所にあります。
    その区別がとても重要となります。

  2. 負担をかけている別の場所が【本当の原因場所】で、そこをクライアント自身が自覚することはあまりありません。

  3. だから、その場所は、施術者が様々な検査(触診、整形学検査など)を行って見つける必要があります。

  4. 本当の原因場所では、筋肉の弱化や関節(腰椎、骨盤、その他)の可動域低下あるいは膜組織(ファッシア)の柔軟性低下、末梢神経の癒着など様々な事が起こっています。

  5. この筋肉や関節、神経などの機能異常は、レントゲンやMRIでは分かりません。触診や徒手検査で分かります。

しん研良院で痛みが取れるには、理由があります

 

  • 痛い場所に施術をするのが当然と考えていると、痛みは ずっと再発を繰り返します。
    痛い場所をもんで「楽になったかなー」⇒その後しばらくして「また痛くなってきた!」のような事になっていませんか?

  • いくつかの徒手検査(腱反射や筋力検査、整形学検査、触診)で、痛みの本当の原因が見つかります。場合によっては、ヘルニアや狭窄症が本当に痛みの原因なのかどうか判断できます。
    このような「検査」がとても重要となります。(が、多くの方で十分な検査を受けられていません)

  • 整形外科との連携もあるため、重症なケースではレントゲンやMRIの画像から施術計画を立てます。

  • 【専門的です】痛みの原因として調べるべきこと…関節(仙腸関節、腰椎、恥骨結合、足関節、股関節、頸椎、胸椎、胸郭など)の可動域異常、筋肉(腸腰筋、殿筋群、腹筋群、多裂筋など)の弱化や過緊張、椎間板の変性、神経系の問題、体液循環不良、ファシア(膜組織)の柔軟性低下、手技療法不適応な病態の有無

慢性の腰痛について…しっかり原因を特定しましょう

 
テレビ(NHK)で、腰痛の権威といわれる有名な整形外科医が「整形外科では腰痛の8割は原因が分らない」と言われていました。
レントゲンやMRIなどの画像で病理的な所見を見い出せるケースは2割程度だという事だそうです。
では、そのレントゲンなどでは分らない腰痛の原因の8割は何でしょう?
 
レントゲンで診ている(映っている)のは、骨です。
MRIでは、椎間板や神経の様子も見えます。
でも、それらは腰痛の2割ほどしか表現していないという事です。
私の臨床経験から言うと、腰痛のある方の腰やお尻まわりでは、過緊張した(こり固まった)筋肉が存在しています。
さらに長患いしている方の場合、腰椎や骨盤などの関節の動きに異常が生じています。
で、これらの筋肉の過緊張とか関節の機能異常とかはレントゲンなどでは分かりません。
私たちのような職種では、この場合触診や各種徒手による検査を用いて、それらを明らかにしています。
 
まず、ここまでが腰痛施術の第一段階。
第二段階は、なぜ筋肉が過緊張しているのかの考察です。
ここらあたりから、難易度はグーンと跳ね上がります。
頸椎の問題、内臓機能の問題、足首の問題、中枢神経の問題・・・様々な要素が加わってくるからです。
 
しん研良院では、このような道筋で一人一人の腰痛の原因とメカニズムを考察~解明して、適切に施術していきます。
「どこに行っても治らない」とあきらめている方も、ぜひお越しください。

ギックリ腰について

 
ギックリ腰とは、急性腰痛のことです。
ですので、原因は何であれ、今日急に腰に強い痛みが出たのであれば、ギックリ腰と言えます。
ただし、その原因はいくつか考えられますので、それを区別しないと、改善につながりません。
自然に放置していても、数日~数週間で痛みは取れていくことが多いですが、それでは仕事になりませんし、体におかしな癖がついた状態で今後も過ごすため再発するでしょう。
しん研良院で考えるギックリ腰の原因は次のようなものです。

(以下、専門的です)
骨盤のトラブル仙腸関節障害が最も多く、恥骨結合のズレも時折みられます。骨盤の矯正で痛みが驚くほど消失しますが、適切な技術が必要となります。しん研良院では、テクニックの種類を変えることで、矯正の強さを強・中・弱・微弱の四段階で調節し、その人の状態にふさわしい施術を心がけています。
 
多裂筋や回旋筋などの損傷/筋膜や腱の障害…筋肉の状態やバランスに不具合が生じている状況で、不意の身体的なストレスが加わったケースで組織が損傷し痛みが生じます。局所的には、「損傷~炎症」しているため対症療法となりますが、全体のバランスを取り戻すことで、局所にかかる負担が減り、痛みが驚くほど減少します。
 
椎間板のトラブル…椎間板に衝撃が加わって炎症が起こると、放置した場合1週間~1か月ほどかなり強い痛みが出ます。早く痛みが減るように体全体のバランスを取り戻すことと、椎間板に対してのアプローチを行います。
 
・椎間関節への滑膜の陥入…中腰で動作していた時に起こりやすいです。カイロプラクティックのテクニックを用います。

臨床でのポイント

 

過去の「ケガ歴」や「手術歴」、「病歴」

 

  • 昔の捻挫⇒足首の動き方の違い~ひざや股関節、さらに骨盤などの動き方に影響
  • ひどい尻もち⇒骨盤のゆがみや尾骨の骨折などが生じ、大きな影響を受けます
  • 交通事故でむち打ち⇒頸椎の問題は腰椎の問題につながり、腰痛が生じやすくなります
  • 盲腸帝王切開などの腹部の手術⇒腹膜系の柔軟性低下~体液の循環不良と筋肉への影響~関節への影響~さらに筋肉への影響と悪循環が生まれる
  • 喘息など呼吸器系の病歴⇒胸郭の可動性が小さくなっていたり、左右差が大きくなっていたりして、結果的に腰に負担をかけていることがあります。

 
※いずれも、しん研良院の手技療法で回復することが可能です。
 
 

生活習慣(食事内容、仕事や運動の仕方、心理的ストレス等)

 

  • 睡眠不足⇒体の疲れが回復できません
  • 水分やタンパク質の摂取不足⇒筋肉の状態が悪くなります
  • ミネラルのアンバランス⇒カルシウム過剰、マグネシウムや亜鉛の不足がよくみられます。摂取の問題のケースと消化吸収の問題のケースとを考察します。この場合も、症状としては足がつりやすいなど筋肉の問題が生じます。
  • 自分の腰痛の原因を悪化させるエクササイズをしている⇒専門家に相談したうえで行う種目を選定すべきです。腹筋など人によっては、大きく悪化させるケースがあります。
  • 薬剤摂取⇒胃酸抑制剤、痛み止め・・など人によってはかなり大きな影響を体に与えていることがあります。個別にみていく必要があります。
  • ストレス⇒ストレスは身体に影響を与えますが、それだけで腰痛が起こるというケースはまれです。やはり、そのほかの身体的な原因が必ずありますので、それを洗い出す必要があります。

 
※30代以降の腰痛の原因には、このような要素が複数ありますので、この領域の評価と改善がとても重要になります。
同時にこれは将来の病気の予防につながりますので、とても費用対効果の高い取り組みと言えます。

環境

  • 寝具の不適切⇒脊柱の弯曲の度合いなど体には個人差があり、その人の体に合ったものがあります。万人に共通するものはないと考えたほうがよいです。
  • 住環境…湿度の多さ、騒音、電磁波の影響など

 

骨盤の図。痛みを作る場所がいくつかあります。

(専門的です)臨床でよくあるケース

 

腰を後ろに反らすと痛い

⇒腰の関節(骨の動き方)の問題~椎間関節のハイパーとハイポ。バイオメカを考えると、下部腰椎の問題が実は下部胸椎や上部腰椎の可動性低下からきていると分かる。
 

中腰で物を持ち上げるとズキッとくる

⇒腸腰筋というインナーマッスルの弱化があります。この弱化の原因を消化器系や中枢神経系に求めることが出来ます。
 

レントゲン・MRIで異常があったが・・・

⇒麻痺がなく痛みだけであれば、ほとんどの場合手技療法で解決できます
 

出産前後の尾骨の痛み、恥骨の痛み、ソ径部痛

⇒多くは小腸の関与です。腹部膨満感やげっぷ、ガスなどを伴うのであればその可能性が高いです。この場合、内臓の問題を手技や食事からアプローチします。
 

太ももやふくらはぎ、お尻に強い痛みが出ている

⇒坐骨神経痛様の痛みでも、カイロプラクティックには様々な手技があります。1ミリの骨の動き(仙腸関節、腰椎椎間関節など)を改善することで、痛みを消失させることが出来ます。


 

施術例

 
改善された方のご厚意により、写真撮影などの許可をいただきました。
同じような症状でお困りの方にとって、ひとつの目安や判断材料になればと思います。


 

腰痛と臀(でん)部痛

66歳男性(葛城市、農業)
2019年7月
 

訴え

  • 整形外科のレントゲンで坐骨神経痛(脊柱管狭窄症)の診断
  • 体を反らすと下部腰椎あたりと右でん部から太もも後ろに痛み
  • シビレのような異常感覚やむくみ感がある

 

検査、カウンセリング

腱反射・・・わずかに右側低下
20年前に右の第1・2趾を事故で欠損
腰痛自体は数年前から、お尻や太もも後ろの痛みは最近ひどくなった
 

施術

おもに椎間関節と仙腸関節に対する施術

  • 胸腰移行部の椎骨の伸展制限の矯正
  • 下部腰椎の矯正として、左腸腰靭帯あたり軟部組織の施術
  • 仙腸関節の圧着矯正
  • 肝臓から十二指腸あたりの腹膜のマニピュレーション
  • 頸部の伸展制限と回旋制限に対して
  • 肩甲骨まわりのモビリゼーション

 

結果

体を反らす動作で、もとの3倍ほどの可動域がでました。
痛みは5/10⇒0/10で、消失したようです。
2週間後も「痛みは全くないです」とのことでした。
ただし、右趾の欠損という構造的な問題がありますので、半年や1年後はまた構造上痛みのでるおそれがあります。

 


 

高校時代からの腰痛

31歳、会社員(河合町)
2014年1月30日
 

訴え

  • 高校はサッカー部でしたが、体育の授業中腰をぶつけて以来、腰痛があります
  • 三日前から、痛みが急に強くなった(右臀部、右下肢)・・・最近、スノボで腰を打っってから調子が悪かった
  • 前にかがむと、びっりとした痛みが出る
  • 反らしても、骨盤に痛み
  • 横に体を動かすと、股関節に痛み

 
 

施術

  • 仙腸関節、股関節、腰椎など
  • 腰椎4,5番椎間板に対してのマッケンジー

 

結果

本日で4回目の施療でしたが、右下肢のしびれ・痛みは消失しているとのこと。
施術前は、右臀部痛がありましたが、施療後はかなり改善しました。


 

体を前にも後ろにも動かせない腰の強い痛み

32歳会社員(香芝市)
2014年1月9日
 

訴え

  • 5日前からだんだん腰痛がひどくなり、今は体の曲げ反らしが痛くて出来ない
  • 明日から、仕事なので何とかなりませんか
  • 高校のバレーボール部時代より腰痛がある・・・当時は分離症の診断が出ている

 

検査、カウンセリング

  • SLR…25度で強い痛み
  • 母指背屈力、デルマトーム…患側やや低下

 

施術

  • 腰椎と椎間板に対する施療
  • 腹直筋とS状結腸に対する施療

 

結果

初回

痛み10→8

2回目

来院時、痛みが元に戻っている。(仕事時のコルセット着用を勧める)
施術後、やや改善。(SLR30度に改善)

3回目

「コルセットをしていると楽な感じです」(SLR35度に改善)

4回目

「痛みがすごく取れています」(SLR45度で少し痛み、無理をすれば70度)
腰椎3番の矯正を加えると、動作時痛の大部分が消失


 

ノートと考察

 

  • このコーナーは、考察や各種情報をノートとして不定期に書き加えているものです。
  • 私自身の記憶の整理用のノートですので、考えるヒント程度にお読みください。
  • 「~だ」のような断定的な表現もありますが、あくまでもここに書いているのは考え方の一例に過ぎません。
  • より良い情報が見つかるたびに、訂正や追加を加えます。
  • 疑問点などのご指摘をくださる方があれば幸いです。
  • 筋肉や筋膜に損傷・硬縮が起こって痛み。
  • 筋肉に過度の負担がかかると、筋・筋膜の柔軟性低下。
  • よく問題となる筋肉・・・腸腰筋(大腰筋、腸骨筋)、腰方形筋、多裂筋、大・中・小臀筋、ハムストリングス、梨状筋、大腿方形筋、腹直筋など

 

施術例

  • 筋肉に対する施術
  • 筋膜に対する施術・・・筋膜リリース
  • 骨盤や腰椎、胸椎などの骨格矯正
  • 内臓の施術・・・筋肉と内臓の関連性

 

腸腰筋症候群

原因)

長時間の座位、車の運転、ランニングなどの疲労蓄積

症状)

腰、鼠径部、股関節、臀部、膝、足、下腹部などに痛み 、歩行障害 、大腿部のしびれ

検査)

圧痛の有無、腰椎の弯曲

施術)

腸腰筋に対してのアプローチ各種

考察)

腸腰筋(大腰筋)の筋腹には、腰神経叢(腰神経L1-L4)が貫通しているので、大腰筋の異常はその領域に症状を引き起こす。
大腰筋の過緊張は股関節の回旋変位などアライメントの異常を引き起こし、様々な部位の痛みの原因になるかもしれない。

  • 腰椎のロック(固着)によって、動作時痛。
  • 椎間関節がゆるんで炎症を起こしている場合~矯正は禁忌

 

施術例

  • 筋肉に対する施術
  • 筋膜に対する施術・・・筋膜リリース
  • 骨盤や腰椎、胸椎などの骨格矯正
  • 内臓の施術・・・筋肉と内臓の関連性

 

症状

  • 放散痛を伴う・・・膝関節より下方に放散しない
  • 腰を反らすと痛み~ケンプテスト陽性
  • 部分的に痛む場合、背骨あたりが痛い
  • 骨盤のすぐ上の高さで、ベルト状に痛む場合もある

 
L5-S1 臀部や尾骨周辺、股関節、大腿後面、鼠径部や大転子周辺
L4-L5 臀部や大腿後面、まれに尾骨周辺
L3-L4 胸椎部、鼠径部や大転子周辺、大腿前面、たまに尾骨周辺
※椎間板ヘルニア、仙腸関節捻挫、分離すべり症、股関節疾患などとの鑑別が必要

  • 身体を前に倒すと、仙腸関節に痛み
  • 痛みの特徴…痛みが腰から下肢にかけて、とびとびに、島状に、でます。これは坐骨神経痛の線を引いたような痛みが腰下肢に出るのと区別される必要があります。
  • ・痛みの出る場所…骨盤部(仙腸関節)、でん部、ソ径部(←これ重要です。仙腸関節が原因かもしれないという事をほとんど見逃されています)、太もも(外または後ろ、あるいは内側)、ふくらはぎ、ひざ、足首外側
  • しびれの出る領域…下肢の外側、太ももの内や外側、ふくらはぎ、脛周辺から足の甲
  • 鑑別検査・・・ゲンズレンテスト、ヨーマンテストなど多数

 

なりやすい人

デスクワークなど座る時間の長い人、長距離ドライバー、二人以上出産経験のある女性、中腰で前傾姿勢で仕事をする人
 

改善するには

  • 仙腸関節用のコルセット着用
    ※靭帯がゆるんでいる状態。急性の場合、炎症。
  • 骨格の施術…胸腰部の可動域低下、健側の仙腸関節の可動域制限
  • 関連する筋肉の施術
  • 靭帯がゆるんでいる状態が多く痛い場所を無理に矯正すれば症状悪化しやすいですが、「仙腸関節の圧着」という特殊な技術を使うと驚くほど痛みが取れます。