顎関節、頭蓋骨、顔|奈良県 香芝の整体カイロなら患者様の支持率が証明するしん研良院にお任せ!|整体

顎関節症、顔の痛み、目鼻耳の症状
・・・アゴが開きにくい、アゴがだるい・痛い
・・・顔面に刺すような痛み(三叉神経痛)
・・・鼻がきかない、ドライアイ、目の奥の痛み
・・・耳痛、耳閉感

手技療法による診方)
・これまでの歯科治療やケガの履歴その他を詳しく聞き取ります
・骨格や筋肉に異常がないか触診します
・痛みの出るパターンやメカニズムを考察します

手技的アプローチ)
・顎関節や頭蓋骨などに対する施術
・関連する筋肉に対する施療
・末梢神経など神経系に対する施術

改善例)

顎関節症にともなう症状
・口が開けにくい(タテに指3本入らない)、アゴから音が出る
・めまい
・耳閉感・耳痛・軽度の難聴
・噛む筋肉のトラブル、頸椎のゆがみや頭蓋の問題など。
・手技で改善できるケースも多い。重症例は病院(口腔外科)へ。DSCF4547.JPG

顔の痛み~三叉神経痛など
・頭蓋や特定の筋肉の問題など

目の奥が痛い
・頭蓋骨のゆがみや胸鎖乳突筋のトリガーポイントなど。


のどに異物感
・自律神経のアンバランスがある場合の特徴
・舌骨などの変位

虫歯がないのに歯痛い/ 歯の浮いた感じbone_skull_side.gif頭蓋骨は、23個の骨の組み合わせからなります
・噛む筋肉(外側翼突筋など)のトリガーポイント


つばが飲み込みにくい
・嚥下障害・・・筋肉や舌骨のズレなどの原因であれば手技で改善できる

目がすっきりしないくて、気持ち悪い
・筋肉の拘縮が原因となっていることもある

施術例~来院された方の喜びの声
改善された方のご厚意により、写真撮影などの許可をいただきました。本当にありがとうございます。
同じような症状でお困りの方にとって、ひとつの目安や判断材料になる事と思います。(随時更新)

new 2015/3月3日
DSCF4401.JPG「顎関節症~左あごの強い痛み」:50歳主婦(上牧町)
・数十年前に親知らずの抜歯
・20年以上前から開口制限(ぎりぎり指2本)あり
・8年前に右あごに強い痛み→歯科でマウスピースを作る
・数日前にフランスパンを連続して食べてから、強い痛み発生

施術)
・頭蓋骨~側頭骨、口蓋骨、上顎骨その他
・関連筋~内・外側翼突筋、顎二腹筋、舌骨筋、咬筋など
結果)
・施術1回目・・・痛み減少だが、開口は指2本分やっとできる程度
・施術2回目・・・痛み消失。クリック音減少。
・施術3回目・・・痛みなし。開口が指2本今日に改善→プチトマト・棒アイスが食べれるようになった。

new2015/1月21日
DSCF4353.JPG「三叉神経痛」:41歳女性(奈良県)
これまでの経過)
・9年前・・・妊娠中に虫歯がないのに歯痛
・出産後・・・鼻の痛みが出て、蓄膿の診断。薬を処方される。
・3年前・・・鼻の右周辺で「血管の切れたような痛み」が出る。脳神経外科でCT~異常なし。三叉神経痛の診断。
・半年前・・・「まばたきするだけで痛み」が出てくる。別の脳神経外科でMRI~異常なし。「血管での神経圧迫はない」との診断。
        麻酔科で痛みどめの注射~まばたきでの痛み消失。しかし、先月に入って、ものを食べる時に激痛が出る。

施術)
・上顎骨と口蓋骨の変位に対してソフトな矯正
・側頭骨や頭頂骨、前頭骨などに対してもソフトな矯正
・頸椎、胸椎、肋骨などの可動域制限に対しての施術
・舌骨周辺~右胸部~胆嚢・肝臓のゾーンにおける緊張の連鎖に対して施術

結果)
・2015年1月9日・・・初来院
・1月14日(2回目)・・・痛み半減
・1月21日(3回目)痛みが、ほとんど消失
考察)
親知らずの抜歯による上顎骨への外力により上顎骨と口蓋骨の可動制限、翼口蓋神経節の機能制限が生じていると推測。
上顎骨や口蓋骨などの変位で、三叉神経(翼口蓋神経節の上あたりの眼窩下神経)に圧迫の生じたことが原因と推測。

2014/12月30日
DSCF4344.JPG「左の後頭部から鼻に抜ける痛み」 ;37歳男性(東京都)
病院の検査)
・脳外科の検査では異常なし
・閃輝暗点があるが、CTなどでは問題なし
・整形外科では頸椎のレントゲン⇒ストレートネック
現病歴)
・1週間前から痛みが強くなった。
・だるいような痛み 。目のけいれん。
・頸部右側屈で左肩に痛み 。
・2か月前からふわふわ感が出ている。

初回)
・内側翼突筋の緊張を除く施術
・顎関節の施療として上部頸椎の矯正
・胸郭の動き方の不整を矯正する施術
結果)
・痛みが3~4割軽減
・「左鼻のドーンとした痛みが無くなった」

2回目)
・顎関節まわりの頭蓋施療・・・上顎骨、鋤骨、口蓋骨の矯正
結果)
・頭部の症状が軽減

3回目)
・歯の施療・・・下顎第二大臼歯の固着に対して
・胸鎖乳突筋のトリガーポイント
・頭蓋の施療
結果)
・鼻の痛みが消失。左耳の上から後頭部にかけての違和感が少し。

4回目)
・腰椎左1側の過緊張と仙骨を施療
・後頭下筋群のART
・小胸筋と腕神経叢の施療
結果)
とても体が楽になっている。痛みがない。

ノートと考察・・・各種情報のまとめと考察

○このコーナーは、考察や各種情報をノートとして不定期に書き加えているものです。
○私自身の記憶の整理用のノートですので、考えるヒント程度にお読みください。
○「~だ」のような断定的な表現もありますが、あくまでもここに書いているのは考え方の一例に過ぎません。
○より良い情報が見つかるたびに、訂正や追加を加えます。
○疑問点などのご指摘をくださる方があれば幸いです。

あごの痛み~顎関節症
・口が開けにくくなる。
・顎関節や咀嚼筋に痛みが出る。
・関節雑音が出る・・・・クリック音(カックンの弾発音)やクレピタス(ゴリゴリ、ジャリジャリの低い音)
・20代~30代の女性に多い症状
・関節円板の潰れている、前に移動している人は、病院での治療。

原因例)
外側翼突筋の過緊張・・・開口時のクリック音が起こりやすい
その他に筋肉の異常…顎二腹筋、オトガイ舌骨筋、胸骨舌骨筋
骨格の問題…頸椎1番、舌骨
姿勢の問題…前方頭位のような姿勢では、下あごなどの筋肉群が緊張し障害を引き起こす
日常の習慣の問題…頬杖をつく、うつぶせ寝で圧迫している場合など

当院の施術例)
・頸椎の矯正
・舌骨の調整
・関連する筋肉の調整・・・咬筋、側頭筋、顎二腹筋、内・外側翼突筋、オトガイ舌骨筋、オトガイ舌筋、SCMなど
・顎関節のカイロプラクティック矯正
・靭帯へのアプローチ・・・外側靭帯、蝶下顎靭帯、ピント靭帯、茎突下顎靭帯
・頭蓋骨へのアプローチ・・・上顎骨、口蓋骨、蝶形骨、側頭骨、頬骨切歯縫合、上顎正中縫合など
・その他・・・全身の評価

顎関節症に伴う各種症状)

※参考図書・・・顎関節小事典(日本歯科評論社)

耳閉感や軽度の伝音性難聴   

・鼓膜の内陥により起こると考えられている

※鼓膜の内陥⇒耳管の狭窄、鼓膜張筋の収縮

※鼓膜張筋の収縮←顎関節症による三叉神経第3枝(下顎神経)への刺激

・顎関節症患者の半分に出現するという研究もある

・咀嚼障害によって、鼓室粘膜のリンパのうっ滞をつくり、より症状を増悪させるかもしれない。

耳鳴り

顎関節症の3割にみられる。
咀嚼筋の緊張や痛み~顔面筋に刺激~反射的にアブミ骨筋が収縮⇒耳鳴り

※アブミ骨筋~顔面神経で支配されている

耳痛、耳周辺痛
耳前部に相当する下顎頭後方には、血管や神経が豊富に存在している。

円板後方組織で炎症が起こると、開閉口で外耳道軟骨は通常前方に牽引されることもあり、下顎頭外側では外耳道の痛みとして感じる。
関連痛として、耳介、外耳道、耳深部痛もあり、2~4割に出現する。

めまい

・顎関節症患者の3~4割でみられる

・多くは前庭自律神経反射の問題と考えられる
⇒交感神経の興奮で、内耳血管が収縮し、血流が減少することで前庭機能に左右差が生じ、めまいが発生

※交感神経は、顎関節、中耳、内耳にも分布
⇒顎関節症や頭痛などにより、患側の上頸部交感神経節が刺激され、交感神経の活動に左右差が生じ、前庭機能障害がおこるかもしれない

・まれに、アブミ骨筋(顔面神経の運動枝)が急激に収縮し、蝸牛の外リンパ液が強く振動されめまいがおこる

・顎関節の炎症が波及し、内リンパ嚢などが影響を受け、内リンパの産生や圧に変化を来してめまいが起こるという報告もある


顔に強い突発的な痛み~三叉神経痛(さんさしんけいつう)

・三叉神経(顔面の知覚神経)による強い痛みが特徴の神経痛。

・三叉神経の3つの枝・・・V1(眼神経~目鼻や額・頭頂周辺)、V2(上顎神経~頬周辺)、V3(下顎神経~こめかみあたりから下あご周辺)
・V1(V2、V3)だけに起こる場合やV1・V2(V1~V3、V2・V3)にかけて起こる場合がある。
・耳・目・唇・鼻・頭皮・額・頬・歯・顎、顔の側面等に痛みを感じる。
・顔面神経は顔面における運動神経のことなので、顔面神経痛という言い方は誤り。顔面神経の場合は、顔面神経麻痺(ベル麻痺)がある。

痛みは非常に強いが突発的な痛み(突発性三叉神経痛)。
 数秒の一瞬の痛みで、長くても数十秒でおさまる。女性に多い。

痛みを誘発する動作・・・鼻の横を触る、顔を洗う、ひげをそる、ものを噛む、冷水を飲む

・寒い時期に痛みが出やすくなることが多い

・病院で考えられている原因:血管が動脈硬化などによって膨張し、三叉神経を圧迫することで痛みを引き起こす。
 または、突発性三叉神経痛の場合は脳が原因となっていると考えられている。

・病院での治療法:主に薬物療法・神経ブロック・手術療法。薬物療法では、抗てんかん剤が使われることが多い。
 その他では、筋弛緩剤や鎮痛剤など。

・病院での検査:MRIの撮影~三叉神経痛の数%の原因となっている脳腫瘍を見つけられる。
 あるいは、神経が血管で圧迫されている様子を見つけることが出来る。

鑑別すべき他の疾患)

・帯状疱疹後三叉神経痛・・・水ぼうそうのような小さな水ぶくれが沢山できて、かさぶたになる。以前、顔に帯状疱疹が出来たかどうかの問診が必要。痛みだけだと通常の三叉神経痛と見分けがつかない。

・群発頭痛・・・眼をえぐられるような激痛だが、長い時間続くので三叉神経痛と区別がつく。

・特殊なケースにおける脳梗塞

以下の疾患も問診で容易に区別がつくことがほとんど

・副鼻腔炎

・抜歯が原因での痛み

・顎関節症

・舌咽神経痛・・・のどや耳の穴の奥の痛み

・トリガーポイント・・・頬筋その他

(当院の考え)
・親知らずの抜歯や出生時に起こった頭蓋のわずかなゆがみ(無理に引っ張り出されたなど)、顎関節の問題などによって、頭蓋に変位をきたし、三叉神経が長年圧迫され痛みを引き起こすことがあると考えている。
・上顎骨や口蓋骨、蝶形骨、側頭骨その他に、ゆがみのみられるケースがある~病院でMRIを撮ったが異常のないケースでは、頭蓋の変位が存在

(当院のアプローチ方法)
・上顎骨や口蓋骨などにゆがみがないか検査し、問題のある場所にソフトな矯正施術を加える。

頭部(顔)の不快な症状
頭蓋骨の変位(ゆがみ)や頸部~頭部における筋肉の拘縮で、様々な場所に関連痛が引き起こされる。
この場合、病院の検査(CT、MRIなど)では異常とならないので、原因不明と言われやすい。

(手技によるアプローチ)
①原因となっている筋肉の硬縮(トリガーポイント)を取り除く
②頚椎や頭蓋などの骨格のゆがみに対してのソフトな矯正
③神経系へのアプローチ

頭蓋骨の変位が様々な症状を引き起こすケース

頭蓋骨の変位を引き起こす原因)

・出生時や幼児期などにおける頭部への直接的な外力が加わる場合
・・・出生時に無理に頭部を引っ張り出された場合など

・打撲やムチウチなどのケガ、骨盤を転倒して打撲

・抜歯などの歯科治療

・噛み癖や寝ている間の歯の食いしばり

bone_skull_side.gif

それぞれの頭蓋骨の部位による症状)

後頭骨の変位による影響
・環椎後頭関節の障害~頭痛、頸部痛、唾液腺障害、眼球の障害、脳神経の障害(迷走神経、舌下神経、副神経、舌咽神経)
・脊柱側弯症、脊柱の痛み
・平衡感覚の異常、代謝異常
・精神障害

蝶形骨の変位による影響
・片頭痛
・涙腺障害、小児の目の問題、視覚障害
・鼻粘膜の乾燥や過敏
・上顎の問題、顎関節症
・脊柱側弯症、背骨の痛み
・翼口蓋神経節の障害
・平衡感覚障害
・精神障害
・代謝障害

側頭骨の変位による影響
・難聴、耳鳴り、耳の痛み、めまい
・頭痛、三叉神経痛
・顎関節の問題・・・咀嚼異常、歯ぎしり、関節円板の異常
・視覚障害
・涙腺障害、鼻炎などの問題
・迷走神経などの障害、嘔吐や吐き気

前頭骨の変位による影響
・側頭筋膜の機能障害~顎関節症
・大脳鎌の機能障害~上矢状静脈洞のうっ血、眼痛
・頭痛
・副鼻腔炎
・視覚障害

頭頂骨の変位による影響
・頭痛、頭頂部の痛み
・眼痛
・突発性てんかん

上顎骨の変位による影響
・目の症状~視力障害
・鼻の症状~副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎など
・口腔~咀嚼障害、歯並びの問題など

口蓋骨の変位による影響
・鼻腔への影響~鼻炎、副鼻腔炎
・咽頭、口腔への影響
・眼窩への影響~目の症状
・喘息

下顎骨の変位による影響
・前方変位~迷走神経や甲状腺への影響、頭蓋の静脈血のうっ血
・後方変位~聴覚や交感神経、嚥下に関する障害
・歯科治療による低位咬合~咬筋などへの影響が出て、顎関節に圧縮がかかる
・不整咬合~関節円板などへの影響で顎関節症

篩骨の変位による影響
・鼻炎や副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎
・嗅覚障害
・大脳鎌の緊張


手技によるアプローチ方法~頭蓋仙骨療法(クラニアル)

・微圧による頭蓋骨の矯正
・幼児の治療を含む

・脳脊髄液の規則的な波動~頭蓋骨や仙骨、硬膜、脳脊髄による運動
・頭蓋骨の可動性・・・23個の頭蓋骨と100箇所の縫合~縫合のわずかな可動性(12~25μm)

・頭蓋の障害・・・頭蓋縫合が完成される前(小児)と後に生じる2タイプの障害

筋肉の異常について~トリガーポイント
・・・筋肉の拘縮によって、関連痛が引き起こされる。

後頭前頭筋
(症状)目の奥の痛み、額の痛み
(原因例)額にしわを寄せる癖、打撲などで硬縮が起こりやすい

顎関節の関連筋(側頭筋、咬筋、内・外側翼突筋)
(症状)歯痛や知覚過敏、耳鳴り、耳の深部痛、目の腫れ、頬の刺痛や筋力低下、舌やのどにかけての痛み、飲み込み(嚥下)障害
(原因例)日常的な噛みしめや歯ぎしり、悪いかみ合わせ、あごで楽器などを挟む、長時間口をあける

表情筋(眼輪筋、眉皺筋、小・大頬骨筋、頬筋、上唇挙筋など)
(症状)目から鼻の痛み、目のかゆみ、くしゃみ、顎の深部痛、飲み込みや咀嚼(そしゃく)がしにくい
(原因例)目を細めたり眉をしかめる癖、常に笑顔でいる仕事、息を強く吐く、歯科器具の不適合

胸鎖乳突筋
(症状)頭痛、咽頭痛、目の障害、立ちくらみ
(原因例)上を向きながら行う仕事、ムチウチ、高すぎる枕で寝る
(アプローチ方法)ピンサーパルペーションでトリガーポイントを検査、施療

顎から喉周辺の筋肉(顎二腹筋などの舌骨筋群、頸長筋)
(症状)嚥下(飲み込み)障害、咽頭痛、のどの不快感、歯痛
(原因例)前方頭位の姿勢、ムチウチ